こんにちは、かなめです。今回は「姫様”拷問”の時間です」を紹介します。
「姫様”拷問”の時間です」は原作が「戦勇。」の春原ロビンソン、作画がひらけいのペアで描くファンタジーコメディ漫画。ジャンプ+で毎週火曜日に連載しており、単行本はジャンプコミックスから1巻が発売中になっています。
表紙の可愛らしい姫さまが”あんなことやこんなこと”をされてしまう姿がたまらない作品になっています。笑えたり温かい気持ちになってしまう「姫様”拷問”の時間です」の魅力と見どころをまとめてみました。
「姫様”拷問”のお時間です」の見所と魅力を紹介
鍛えられた姫様を襲う”拷問”の数々
魔王軍と王国軍が長い間戦いを繰り広げる世界。王女にして騎士団長ながらも姫様が愛用の剣”エクス”と共に魔王軍の囚われの身となってしまいました。
そんな姫様に王国軍の秘密を話させようと魔王配下の執行官が”拷問”を繰り広げる話となっています。
ここまで話すと物凄くシリアスな話に思えてきてしまうのですが、そんなバックグラウンドに反して姫様に与えられる拷問はキツイといえばキツイけど……と言った面白い内容となっています。
例えば空腹の姫様相手に「ふっくら焼けたトーストを美味しそうに頬張る」だけだったり、庶民の食べ物に縁がなかった姫様の「目の前で美味しそうなたこ焼きを焼く」だけだったり「同じ年齢ぐらいの執行官が友達として一緒に遊ぶ」だけ。しかも、友達は言うべくもないですがちゃんとトーストもたこ焼きも秘密を洗いざらい話せば食べさせてくれるので考えようによってはただ接待しているようにも思えてきてしまいます。
それにしてもスグに誘惑に負けてしまう姫様のチョロい事……(笑)
明かされていく国王軍の意外な秘密!?
屈すまいと頑張ろうとはするものの結局いつも最後には秘密を話してしまう姫様ですが、その口から明かされる秘密が他愛もないものだったりして笑えてきてしまいます。
”王妃様のバストサイズ”とか”国王様がランドよりシー派”とか聞いても魔王軍が国王軍に対して戦略的に優位に立つことはありませんね(笑)
しかし中には本当に重要なネタをバラしてしまう時もあって”水曜日は南門が手薄になる””国王軍の作戦信号”と言った知られてしまっては不味い情報を姫様が暴露してしまいます。そんな時に限って肝心の魔王様が台無しにしていくので実際に使われる事はありません。
そんなユニークな魔王軍の皆につい笑ってしまうのもこの漫画の魅力の一つです。
姫様の表情の変化が可愛い!
ここまでこの漫画の面白さを紹介してきましたが、一番の魅力は姫様が拷問に屈するまいと頑張っている姿や、そんな努力も虚しく屈してしまった後の至福の表情ではないでしょうか。
今まで与えられていなかった禁断の果実に触れてしまった姫様が様々な楽しい事や美味しいものを情報と引き換えに手にしてしまうのも年相応すぎて仕方がないのではないでしょうか。あどけない表情を見せる姫様の笑顔がとにかく幸せそうでこちらも心が温まってしまいます。
「姫様”拷問”の時間です」の感想まとめ
拷問と言いつつ姫様のためにあれやこれやと手を尽くしている魔王軍になんだかほっこりしつつも、姫様が結局最後は幸せそうなのでにっこりしてしまうそんな作品です。この漫画を読まないのがある意味で拷問なのでは?という気すらしてきます。
基本的にはジャンプ+で初回のみ無料で読める他、コインは余りがちなのでタダで読めるのですが姫の話した秘密と魔王の反応の記録がまとめてあったり小ネタ満載の上に囚われてしまう前の凛々しい姫様の姿が描かれた短編などコミックスでしか読めないものもあったりするので是非とも購入をお勧めします。
屈しないと言った次のコマで即オチしているような、あまりにもチョロすぎる姫様が面白い作品を読んでみてはいかがでしょうか?
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