春場ねぎ先生の『五等分の花嫁』の週刊少年マガジン49号(10/31発売号)に掲載されている第61話の感想です。
本誌のネタバレがありますので読みたくない方は注意してください。
前話”第61話『スクランブルエッグ 1』”の感想はこちらから
第61話『スクランブルエッグ 2』
水入らずの家族旅行に深まる謎
スーパーの抽選で当たって家族旅行に来ていた上杉一家とバッタリ旅行先で会ってしまった五つ子達、更には父親の姿も……という前回までの展開で心が休まらない風太郎でしたが、そもそも父親に反発した五つ子達は別居状態に会ったはず。
どうしてこんなに仲よさそうに旅行に来ているのか。知らないうちに和解していた!?
などと今の状況に混乱してしまう風太郎でした。知らないうちに何があったのか誰かに聞こうとする風太郎でしたが、なんとなくはぐらかされてしまいます。
よりを戻したというよりもなんだか違和感はあるので、なんらかの条件があって従わざるを得なくなっているとかなんでしょうか。
勇也と中野父の関係の謎
ちょうどそこに訪れた勇也が中野父の存在に気がつきます。「誰かと思ったら……」と何かに気がついた感じの勇也でしたが、雨が降ってきた?と言う事で中野家は急に下山してしまいます。
らいは曰く、「雨なんて降ってない」との事なのでどうやら方便だったらしいのですが、そこまでして会いたくない相手だったと言う事でしょうか。
2人の間には過去に何らかの因縁がありそうです。
二乃との関係の変化に気がついた?三玖に動揺が走る
二乃の発言を聞いて違和感に動揺してしまう三玖でしたが、そういえばずっとアンタ呼びとかでまともに名前とか読んでなかったんでしたっけ。
二乃はそろそろ距離を詰めても良いと思わない?と風太郎のあだ名をつけるように三玖に言います。照れながらフー君とか言い出す三玖が可愛すぎる……。不敵な二乃も良いんですが、優越感なんでしょうか。
あだ名をつけた意味がわからぬままにそそくさと三玖を連れて二乃は立ち去ってしまいます。
五月からの呼び出し、伝えたいことは……!?
五月は山からの帰り際に後で話があると風太郎に告げます。
一体なんだろうと疑問を持ちつつも同じ旅館だろうと言うことで戻ります。五つ子達の部屋を主人に聞こうとしますが、返事はありません。そんな中で五月らしき影を見つけた風太郎はその後を追うことに……。
庭を歩いていたと思ったら気がついたら二階の廊下を歩いていたり、トイレに入ったと思い出てくるのを待っているといつの間にかに外にいたりと振り回されてしまいます。
もともと見分けがつけられない風太郎が相手ですし、恐らくは何人かがグルになって目的地から遠ざけているのではと言う気がします。
謎のメッセージと五月は衝撃の告白を……
合流したのか混浴風呂で家族団欒した風太郎が銭湯から上がるとそこには誰かが書いたメッセージが……。「午前0時に中庭へ」と書かれた一枚の手紙ですが恐らくは五月のものではないかと風太郎は推測します。
中庭に出ようとしていた風太郎は途中で五月に出会い、真意を問いただします。
風太郎と自分たちの関係を問い質す五月に風太郎はかつて「パートナーだろと言ってたろ」と答えますが、もうパートナーではないとバッサリ。動揺する風太郎でしたが、「この関係に終止符を打ちましょう」と更なる追い討ちが……。
訳が分からずに詳しい理由を強引に聞き出そうとする風太郎でしたが、主人に投げられてしまいます。
どうやらその主人は五つ子のお祖父さんのようなのですが……「手を出すな、殺すぞ」と脅されてしまい。
「訳が分からない、帰りたい」と現実逃避モードに入りそうな風太郎ですが、こちらからしても詳しい説明がないままに事態が進展しててどうしてそうなったのやら。
まとめ
中野父の陰謀か、風太郎に一気に不利な展開が続きます。
五つ子達の態度の変化や五月の発言の真意がきになるところでしたが、ヨボヨボに見えてパワフルな爺さんが凄い……。
手を出すなと脅す主人でしたが、風太郎が少々荒っぽくなってしまったためそれを窘める意味があるのでしょうか。
やっぱり何か考えているような中野父の陰謀の正体も気になります。
まだまだ序盤なのか情報だけ入ってきて、それを精査するためのヒントが足りないような気がしますが答えは一体どう言うことなのか次回がさらに気になります。
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