悩める風太郎が偶然に三玖と出会い……〜五等分の花嫁 第61話「スクランブルエッグ 1」感想

春場ねぎ先生の『五等分の花嫁』の週刊少年マガジン49号(10/31発売号)に掲載されている第61話の感想です。
本誌のネタバレがありますので読みたくない方は注意してください。
前話”第60話『攻略開始』”の感想はこちらから

かなろぐ。
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目次

第61話『スクランブルエッグ 1』

冒頭は例の「結婚式」から

このタイミングでいちばんの根幹である誰かと風太郎の結婚式の描写からスタートします。

話は試験を終えて五つ子全員が赤点を回避し、家庭教師としては不要に!?というところです。ここから話の筋が『勉強』+『ラブコメ』から『ラブコメ』中心に変わって行ったりする為のサインなのかも知れません。

その後の風太郎は……

何やら悩んでいる様子の風太郎。どうやらこの間のテストで満点が取れなかった事が堪えていて落ち込んでいる?

父の勇也と妹のらいはが家族旅行の相談をしているというのに聞いていないほどだ。

勉強に集中しようとする風太郎だったが、なんだか様子がおかしい。二乃の告白が効いていて乱されてしまっているのでしょうか。

満点を取れなかったショックもありますが、もしかしたら気を紛らわす為というのもあるのかも知れません。

怒りのらいかに「引きこもってばかりいないで買い物に行く」ように言われてしまいます。

偶然!?三玖との再会だったが

なんだか、周りが妙にラブラブしている交差点で風太郎は、たまたま同じく当番だった為に買い出しに来ていた三玖と出会います。
偶然なんとなく足を運んでいたらここに来てしまったと説明する三玖でしたが、三玖史上一番の長文で言い訳をしてしまうほど。

なので実は『たまたま』ではなく『狙って』います。この様子だと今回が初めてそうしたわけでもないような。
スーパーでは3,000円分のお買上レシートで豪華景品が当たるキャンペーンがやっていたようで、とりあえず目当てがこれだったという事にして誤魔化します。目が泳ぎまくってるんですが……。

A賞の温泉なんて金にならないという風太郎には当たらないような気がすると三玖にツッコミを入れられてしまいます。

風太郎はB賞のペアリングの売却かE賞の商品券を狙っていますが、個人的にはD賞のこしひかり30kgも割と助かるのではと思います。

風太郎と三玖、それぞれの想い

二乃からの頼まれたものがまだあるとの話から突然に「好きな人が居る」か三玖に問いかける風太郎。

三玖に動揺が走りますが、言えない気恥ずかしさから「いない」と誤魔化してしまいます。

ラブコメにありがちな「知り合いが〜」から始まる相談を三玖に持ちかける風太郎。どう考えても本人ですし、詳し過ぎるんですが……。

同じく「知り合いの話」として自分が告白したいけどできない理由を話し、それぐらい勇気がいる事だと説明する三玖。その告白をした人の勇気を考えると三玖の心中は複雑で……。

 

楽しいはずの家族旅行に波乱の予感

それから日が経ち、上杉一家は温泉地へと家族旅行に来ていました。どうやらスーパーでの抽選に当選したらしい、二人ペアだったようで一人分は自腹なのですが……。

まさか本当に当たるとは……と考える風太郎ですが、要らない扱いしてたから逆にいわゆる”物欲センサー”が働かなかったんじゃないかなと想像します。

写真を撮ってもらおうとするらいかでしたが、撮ろうと思って取り出したスマホは電池切れ。どうせ誰からも連絡がこないと自嘲する風太郎でしたが、後の事を考えると誰かしらはしようとしてて電池切れで繋がらない……なんて事もあったのかも。

思い切って崖っぷちに立って山彦を楽しもうと大声を出す風太郎でしたが、その隣には……アレ!?

五月とのまさかの旅行先で偶然の出会い。更には他の四人もそこに居て五つ子の全員と旅行先で再会してしまいます。

どうやらA賞の5組当選のうち、2人は風太郎と三玖だったっぽい。

体力自慢の四葉は余裕そう、対してヘトヘトな三玖。驚いているのが一花、内心はどうかわかりませんが澄まし顔なのが二乃って感じですね。

五つ子が揃っただけで家族旅行かと話す風太郎ですが、そう中野家も家族旅行なんです。つまりは、もちろんもう1人いるはずで……。

 

 

最後に登場したのはある意味でラスボスの中野パパ。彼をなんとかしない事には冒頭の結婚式につながらないような気がします。

中野父はあろうことか旅にトラブルは付き物だと不穏な事を言い出します。

これはなんとも一筋縄じゃいかない予感……!?

まとめ

二乃に先を越されてしまった一花と三玖。恋の行方はどうなるのかと気になるところですが、一旦置いといて新展開。三玖が多めで某音声合成ソフトじゃありませんが、「みっくみくにしてやんよ」と言いたいのかぐらい可愛い。

肝心の二乃の告白は決定打にはなっていないながらも、勉強一筋で家庭教師と生徒としか考えていなかった風太郎に風穴をあける事には成功したようです。

決まったわけでないのなら、お約束のやり取りをしている三玖にもまだチャンスがある?

 

不穏な中野パパも登場し、あの怒りはどこへ向かうのかとある意味不安でいっぱいの温泉旅行編ですが、タイトルがスクランブルエッグと言うぐらいだから入り乱れての大混乱になりそうかも。

 

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