週刊少年ジャンプで連載中の『呪術廻戦』最新144話の感想です。
休載を挟んで2週間ぶりの掲載ですが、待たされた甲斐があったと思うほど新事実が次々に明らかになる大盤振る舞いでした。
情報量が多すぎるので考察が大好きな人とかは今回楽しめるんじゃないでしょうか。
第145話の感想をネタバレ込みで紹介
夏油の体を乗っ取った術者の正体が明らかに!
かつては加茂憲倫を名乗っていたこともあり、今現在は夏油の体を乗っ取っている術者の名前が羂索(けんじゃく)だと天元様の口から明かされました。
名前の由来は仏教用語から来ているみたいですね。呪術廻戦に登場する用語はそれほど有名でないところから取ってきているものが多いので調べてみると本当に面白いです。
他人の乗っ取る術式を操る術者が九相図を作ったご先祖様の加茂だった経験もある事が判明してからも偽夏油呼びを続けるのもなんか違うな……と思ってしまうところもあるのですが、加茂憲倫も仮初の姿ですし「他人を乗っ取る〜」と呼ぶのも冗長になってしまうため、偽夏油呼びを続けていたのですが名前が明らかになって良かったです。
そんな羂索の目的は天元様を利用して人類を進化させること。星漿体にしか同期できないかと思いきや11年たつうちに概念に近い存在になったので今はその辺の縛りはないようです。
そんなことを言っても天元様が拒否してしまえば問題ないと思いきや、夏油の呪霊操術を使えば天元様ですら手の内に入れられてしまうのだとか。
羂索と六眼に繋がった因縁が!
数千年は生きているはずの羂索が何故今頃になって動き出したのかと疑問に思ってしまうかもしれませんが、実はずっと前から影で暗躍は続けていました。
その度に六眼の持ち主に妨害されてきたので現在の持ち主である五条悟を封印したがっていたみたいですね。
それだけじゃなく伏黒甚爾が現れて星漿体を抹殺したり、呪霊操術を持つ夏油傑を見つけたりしてピースが揃っていたのだとか。
夏油の体を奪うのは計画的に必要だったっぽいので、もしかしたら灰原が死亡した事件の裏でも暗躍していたのかもしれません。
もう一つの獄門疆
天元様の護衛に九十九と脹相が残ることになり、代わりに五条悟の封印解除に必要な獄門疆「裏」が手渡されます。
解除できれば「裏」から五条を復活させることもできるのですが、正式な権利は「表」の所有者である羂索が握っている。
術式の解除に必要な呪具もあるのですが、よりによって五条自身の手によって失われたり行方不明になってしまっていて……。
「ブラッククローバー」や「禁書目録」を見れば分かるように無効化能力は強力なので手に入れられればインフレに置いてかれている真希の強化に繋がるんですが残念です。
残された手段は死滅回游に参加している「天使」と名乗る千年前の術師が持つ「あらゆる術式を消滅させる」術式!
輪っかに天使の羽、手にはラッパといかにもと言った感じの外見をしていますね。
第144話の感想&次回の考察
偽夏油で先祖の憲倫でもあって、もしかしたら虎杖母も……なアイツの名前が羂索だと判明しました。用意周到な羂索が今になって暗躍し始めた理由には過去編での出来事が関わっていたようでうまくできています。
羂索にとっては現代が千載一遇のチャンスだったんですね。
対抗するには五条を復活させるしかない。
天使が鍵になっていきそうですが、うまく探し出せるのでしょうか。
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