『ハコヅメ別章アンボックス』も残すところわずかになりましたが、事件の真相は未だに明らかになっていません。
逮捕された大山の証言はあるものの全体的に信じられない……けど、嘘だと断定する証拠は見つからないといった感じで捜査は困難を極めています。
思い詰めてしまったカナがとんでもない事をしでかしたり(未遂)で今回はどんな最悪が待っているのだろうとヒヤヒヤしながら読むぞと心構えをして読まないと耐えきれません。
そんな気持ちも今回は良い意味で裏切られることになりました。
この記事では「ハコヅメ別章アンボックス」第8話の感想&考察をまとめて紹介します。
ネタバレになってしまう部分もあるのでまだ読んでないよという人は、この記事に電子書籍をお得に読める方法がまとめてあるので参考に読んでみてください。
『ハコヅメ別章アンボックス』8話のあらすじに触れつつ感想
今回の五十嵐記者
町山署に張り込んで新たな情報が得られないか探っているようです。
初回こそ喧嘩腰の態度で情報を引き出そうとしたり印象は悪かったですが、彼女も立場こそ違えど被害者に報われてほしいと願って、その時が来るのを信じています。
嫌いになれなくなってきたので、初登場時のようにご町内の出来事を取材中に遭遇して一悶着とかで今後も見てみたいです。
大山が最悪すぎる
チョイ役として出てきている時はそれほど感じさせなかったものの大山が真正のクズすぎでした。
源が重要な話をしようとしているのに下ネタに脱線したり、カナの正論を嫌っていたようで笑顔で彼女の不幸を願うさまにはなんとも言うことができません。
言いたい放題の大山に対して表情の変わらない源や頭を抱えて顔を背けるだけで済んでいる山田がプロのように思えます。
普通の警察官でフェミニストな山田の聖人君子っぷりが浮き彫りになって連日株がストップ高を繰り返しているような……。
山田とカナの同期ペアが尊い
警察官としての信念と守りきれなかった自責の念から思い詰めてしまったカナでしたが、山田のおかげでかなり立ち直れています。
前回ラストの「あれ?」は死を覚悟していたはずなのに、いつの間にか生きることを受け入れていた自分に気がついたからだったのでしょうか。
それでも自分でなく源や藤なら違う結果になっていたと思っているあたり傷は深そうです。
山田の言う通り鬼瓦教官ですらどうにもならない時はあるので、どれだけ優秀でも常に最高の結果を出せるわけでもないのですが……。
それにしても山田の口から拳銃不正使用の処分について言及されたのは驚きました。
今回はっきりと明言してきたと言うことは未遂だったとはいえ誰かに何らかの形で処分が及ぶ可能性を覚悟しておいた方が良いのかもしれません。
体で恩返しをしようとして山田にキツい返しを受けてしまったせいで、その恥ずかしさを必死に主張するカナは可愛かったです。
差し伸べた光は……
翌日、通常業務に戻って秋田家を訪れた横井教官とカナ。被害者家族も変わらず深い傷を負い続けてしまっていますね……。
るみの母の口から最後の日にるみがカナの言葉に感銘を受けていたことが明らかになります。
岩元さんから教えてもらってカナに道を示した言葉で想いが繋がっていたようです。
そんな話を聞いてカナが行ってみたいと思った先は秋田家の墓でした。
父親の墓前に秋田るみが供えたであろうチョコレートコスモスの花の姿が……。
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ハコヅメ別章アンボックス8話の感想まとめと9話の考察
最悪の裏切りという大きな厄ネタを終えると同時に暗いトンネルを抜けたのか、今回の話は冗談抜きながらも通常回のような明るさもあって恐々として構えていた心が救われたような気がしました。
特に「自分なんかが……」と思い詰めていたカナの言葉がるみに届いていたのは良かったです。
「強くて正しいものは時としてできない者が理解できずに無慈悲になる」と言われていたように源や藤じゃなくてカナだからこそるみは救われていたんじゃないかと個人的には思っています。
未だ明らかにならない事件の真相ですが大山の証言では秋田るみから復縁を持ちかけられて断ったら自殺しようとしたと言われていますが、おそらく真相は逆じゃないかと思います。
つまり裏読みなどなく秋田るみから絶縁を持ちかけられた大山が逆恨みで殺害したという話ですね。
なぜなら墓前に供えられたチョコレートコスモスですが花言葉は「移り変わらぬ気持ち」と言う大山の証言を裏付けるようなものの他に「恋の思い出」「恋の終わり」といった別れを象徴するようなものが存在しています。
いつものように前者ならばワザワザ墓前を訪れる理由は思い浮かばないので後者の意味が秘められている可能性が高い気がします。
2人の娘のために父親が庭に咲かせていた花だったという作劇上の理由はありますが、それだけでなく結末を示唆しているのではと考えるのも自然です。
現時点では川合校長が話す前に気持ちに整理をつけなければダメだと思った理由が思い当たらないのですが、やっぱり拳銃の取り扱いに対する処分が下されたりするのでしょうか。
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