五条と共に過去を追憶する形で様々な出来事のあらましが描かれた長編も終わりを告げ先週から新章が始まりました。以前よりたびたび触れられていた夏油たちへ内通している誰かの一人が京都高校のメカ丸だと明らかになりました。
確かに真人の能力とパンダに語った彼の願望が噛み合ってしまっているのは言われてみれば腑に落ちる部分でもあります。
今まで夏油たちに協力してきたメカ丸ですが、彼らが交流戦へ襲撃してきた事件をきっかけに協力関係を断つ事になりました。そして始まる真人とメカ丸の戦い……どちらかの命を持ってしか終わることのなさそうな行方が気になる今回の話を見て行こうかと思います。
呪術廻戦 第80話「宵祭り」
メカ丸がまさかのパワーアップ⁉︎ その実力の程は!
前回のラストで大量の傀儡を操り真人にけしかけようとするメカ丸。しかし、大勢繰り出したところで真人の手にかかって瞬殺されてしまいます。このまま終わってしまうのかと思いきや、大量の傀儡は目眩しでしかありませんでした。
ロボだとは思っていましたが、巨大ロボットとして登場するのは流石に予想外でした。「究極メカ丸絶対形態(モード・アブソリュート)」らしいですが、かなり厨二的なネーミングセンスで笑えました。
出し惜しみはしない覚悟を決めたところで三輪の姿を思い浮かべるメカ丸。やっぱり彼女のことが好きだったのでしょうか?だとすると交流戦の一件で殆ど寝ていた三輪ちゃんは言うほど被害はなかったような……。
メカ丸が今まで充電してきた呪力が込められている絶対形態のチャージを惜しみなく使っていくのは全力って感じがしてなんか良いです。そんなメカ丸の全力も真人には届いていないように見えます。窮地を脱したとは言い難いメカ丸ですが、遠隔から全てを見ていた彼は奥の手を隠している様子。正直、通用しなくて斃されてしまうフラグがバシバシ立っているので生還にはあまり期待できそうにありません。
もし彼がいなくなってしまったら京都勢はどうするのでしょうか……ありし日のメカ丸だと思って某ピッチャを机に飾って話かけていたら切ないシーンのはずなのに笑ってしまいそうです。
メカ丸の生死は? 戦いの勝利者はどちらになるのか次回の展開を予想
対真人に向けて奥の手を隠していたメカ丸。「虎杖と真人の因縁」を考えると成長した虎杖と真人の戦いは来たるべきステージで待ち受けているはず。そうなるとメカ丸の勝ち目はそれほど多くないように見えます。
勝負には勝ったけど取り逃してしまう展開は順平との話や交流戦で描かれてきたので即ち負けにつながってしまうようなポイントでもありません。しかし生き残った時の不都合を考えるとやっぱりといった感じ。
魔人と戦うメカ丸が無事に生き残ることはできるのか。さらに激戦が予想される次回の話が楽しみです。
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