内通者の正体判明!後手に回る呪術師サイドは真相に近づけるのか〜呪術廻戦 第79話「これからの話」ネタバレ感想

非術師を見限って根絶やしにするために行動を始めた夏油。そんな彼と街中で再会を果たした五条も未来のために行動を始めました。八十八橋での事件で伏黒の視点から断片的に語られた小学生時代の出会いの経緯やどうして最強のはずの五条が後進の育成に乗り出したのかの動機などが五条の過去編によって明らかになりました。

現代へと繋がるために必要な話は語られ尽くされた感もあるところで、今回のタイトルは「これからの話」です。いよいよ現代へと戻り本筋が進んでいきそうな今回の話を見ていきましょう。

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目次

呪術廻戦 第79話「これからの話」

師弟邂逅!事情を告げる五条に伏黒の反応は⁉︎

まだ幼い伏黒(恵)に術式や呪術師の理屈を説明していく五条。自分が父親を殺害してしまった事を説明しようとしている際もいつもの調子な辺り、さすが五条っぽいですね。

以前出ていた恵の話では子供を残したまま連れ立っていなくなってしまったかのような印象でしたが、今回の話を見るに津美紀の母親が居なくなってしまったのは別な理由がありそう。呪霊災害に遭遇してしまったのか、それとも他の事情があって失踪したのか……その辺りの事情が語られる機会はあるのでしょうか。それにしてもマセているというか大人びているというか……側から見たらものすごく生意気な子供ですね。

そんなふうに見えても姉思いなのは今と変わらず……睨みつけたのは津美紀に危害が及んでしまう事を警戒したせいでしょう。呪術界に身を置いているのも津美紀を助けるためでしょうし伏黒の目的の全てがそこにあると言っても過言ではなさそうです。

「強くなってよ。僕に置いて行かれないくらい」と願う五条。前回の話でただ一人の手に余る場所まで守りきれないのを自覚した事もあるとは思うのですが、内心パートナーが欲しいのかと想像すると夏油と決別してしまった心の隙間は大きかったのかもしれません。

物語は現代へ戻り、ついに内通者問題に触れられる!

目を覚ました五条の目の前には虎杖たち一年生の姿が……。どうやら今までの過去編は五条が夢の中で追憶していたという形だったようです。

それはそうと現代へと戻ってきた物語の日付が10月19日って夏油たちが決起すると決めているXデーであるハロウィンまでごく僅かしか残っていないんですが、相手に対抗できる戦力を整えるのに間に合うのか⁉︎

そして問題は長らく歌姫が調査をしていた内通者の問題へと。一人は学長以上の上層部だという事で御三家に連なる重要人物の誰かなのでしょうか。言及している歌姫もそうですが高専が手を出すのは難しそうです。

今回のターゲットはその上層部に情報を流している京都の誰かであるよう。その内通者は……呑気に顔を出している三輪ではなく彼女が声をかけているメカ丸です。もし三輪だったとしたら素直すぎてボロが次々と出てくるだろうのは想像に難くないので京都だと一番ありえない人材かも知れません。

内通者がメカ丸だと判明するシーンや飛び込む虎杖たちに誰かを迎えようとしているメカ丸(与幸吉)と別な場所での出来事をうまく繋げるようにしながらフェイクをかけるのは構成が本当に上手い。

夏油たち陣営と決別する事になったメカ丸でしたが、その理由が”京都校の人間には手を出さない”という約束を破ったからなのは仲間思いに溢れていて良いですね。対して真人は”自分はそう約束したけど、仲間にまで守らせるとは言っていない”風の言い訳をしているのはなんとも卑劣というか呪霊らしいえげつなさです。他者との縛りを破ってしまうと何が起きるか分からないと夏油の言葉で渋々「無為転変」で全身を治されたメカ丸。

道が分かたれてしまった以上は”情報を知るものを生かしておく必要はない”方や”天敵である呪霊を祓うのが必然”とぶつかり合うのは必至。夏油が静観の構えをとっているのはどちらが勝ったとしても彼の方針に違いはないからでしょうか。

果たしてどちらがかが生き残る事になるのか。それとも居場所を割り出した虎杖たちが乱入してきたりするのかこの戦いの行方に注目です。

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