春場ねぎ先生の『五等分の花嫁』の週刊少年マガジン2019年24号(5/15発売号)に掲載されている第85話の感想です。 本誌のネタバレがありますので読みたくない方は注意してください。 前話”第85話『シスターズウォー七回戦』”の感想はこちらから
第84話「シスターズウォー七回(裏)」
あの続きでフータローは三玖の好意にどう答えるのか気になっていたのですが、今回は前回のデートの裏側を描いた別視点回って感じです。
手助けしていた誰かの正体とは!?
前回の話では裏でフータローと三玖のデートが上手くいくようにアシストをしていた誰かの存在がありました。それは結局誰だったのよ!という話で……。
贖罪という意味なら一花は居るでしょうという気はしていたのですが、やっぱり居た一花が二乃にバッタリと思いきやあれよあれよの間に三玖を除く他の五つ子が全員集合してしまうという。
どうしてフータローの行き先を知ってたのかはわかりませんが(手当たり次第?)なんだか息ぴったりって感じですね。
すっかり闇を抜けた一花でしたが、彼女にフータローの友人二人を遠ざけるために変装を促す二乃の意地悪な顔がたまりません。
それにしても着付けをした店員がノリノリだったのは一花が変装して店員に予め声をかけていたせいだったんですね。
ここの所はあんまりな使い方が多かったですが、これは良い変装って感じじゃないでしょうか。
しかし三玖が落ちたのって普通に気持ちがMAXになってしまった二乃が抱きついた際の不慮の事故だったとは驚きです。なんだか良い感じだったのでこれも”多少のトラブルも思い出のうち”作戦か何かかと思ってたんですが(笑)
四葉の気持ちと一花の真実
最後に無くしたはずのパンをこっそり準備したアシスト部隊でしたが、流れ的に初日のことに触れてしまった四葉は逆に一花に謝罪します。
全員が幸せになるために消極的な方を応援していたせいで他の気持ちまで見えてなかったせいであんなことになってしまったと自分の責任を感じていたみたいです。
みんなの気持ちが悪い方に絡み合ってしまったせいで残念なことになってしまったって感じなんでしょうか。
同時に5年前の京都での一花も明かされて……フータローが一人だと思ってた思い出の子が実際にはそうではなかったという事なんですね。
一緒にお守りを買った子から話を聞いた一花がフータローに会いに行って七並べをしていたらしく思ったよりがっつりと絡んでました。
その後、林間学校で金髪のフータローを見かけた時にあの時の子だと気が付いた感じでしょうか。
「あの思い出だけは嘘じゃない」と語る一花が信頼を取り返せばまだチャンスがありそうな……終わった恋を回顧するような……どちらにも見える描写なのがなんとも言えません。
少なくても贖罪をする方へと向かってくれたので難しいですが挽回はまだ可能なはず!?
結果的にはナイスアシストだったのかもしれませんが、三玖を池ぽちゃさせてしまった二乃も悪い方に走ってしまった一花に共感を得たようでそれでも五つ子同士で足を引っ張りあう事に意味はないと結論づけてこの騒動は悪くない方にオチがついたよう。
まとめ
今回の裏で五つ子同士のフータローを巡る諍いには決着がついた感じです。最後に一緒になれるのはただ一人なのでその席を争わなくてはいけないのは確かなんですが、誰かが後に禍根が残るような酷い手段に出てしまう事はもう無さそうですね。
そして京都で一緒にお守りを買って写真を撮った子が一花ではない事が判明しましたが、じゃあ残る五つ子のうちの誰なのか気になりますね。
四葉に打ち明けながらも隠し事が伏せられたままの五月が気になりますし、かと思えば巷では四葉が濃厚だと思われていたり……。
先延ばしになった「知ってるぞ」の後どんな風に答えたのか明らかになるのかどうかが来週の楽しみです。
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