五等分のお家賃からそれぞれの道を歩き出す〜五等分の花嫁 第69話「ようこそ3年1組」感想

春場ねぎ先生の『五等分の花嫁』の週刊少年マガジン2019年7号(1/16発売号)に掲載されている第69話の感想です。
本誌のネタバレがありますので読みたくない方は注意してください。
前話”第68話『スクランブルエッグ 8』”の感想はこちらから

かなろぐ。
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第69話『ようこそ3年1組』

一花からの突然の宣言!

いよいよ進級を前にして一花は家賃を来週から他の姉妹にも五等分して払ってもらうと宣言。当たり前といえば当たり前なんですが、一花の笑顔が怖すぎる……。

これもまた家族旅行で一花が他の姉妹へ遠慮することをやめたせいなんでしょうね。

もっとも、他の姉妹も元から働くこと自体は考えてはいたらしく求人広告を集めてあったようです。

四葉のモンスター客に対する想像の吹っ飛びっぷりが凄いんですが、割とコミュ強なところありますし案外普通にこなせるんじゃないかなという気がします。

しかし、強制退去先が前のマンションと聞いて二乃の想像ですが思いっきり嫌がられてしまうマルオが不憫に思えてきました。前回までの家族旅行編で娘たちをなんとも思っていない単に嫌な奴じゃないってわかったせいなんでしょうね。

 

するからには自分の将来の為の糧となるような仕事をしたいと考える五月でしたが、それを「血肉になりえる」と表現したせいで二乃からは「まかないが出るってこと?」と見当違いの答えが返ってきてしまいます。

五月はどんだけ腹ペコキャラなのかと……わかる気がしないでもないですが。

それにしても確かに五月のツッコミ返しの通りでフータローは廃棄ケーキ目当てで働いていそうです。お土産を持って帰ればらいはも喜ぶでしょうし、本当の目的はそっちと言われればそれもそれで納得するんですけどね。

そんな話をしているところで、そういえばと五月が取り出してきたチラシはフータローが働いているケーキ屋のもの。ここで血相を変えて奪い取ろうとするのが二乃と三玖ですが、これだけあからさまだと二乃の気持ちも鋭い人は気がついてそう。

 

いざ、バイトの面接へ……しかし席は一つ

ケーキ屋の面接へと向かった二乃ですが、三玖も何故かその場にいてフータローはなんだか嫌そうな表情w

向かいの糞パン屋のせいで採算があまりよろしくなく、一人しか取れないようなのですが試用期間とか適当に名目をつけて二人とも採用しちゃえば意外とギャフンと言わせれるような気もするんですがそうもいかないんでしょうね。それぞれにファンがついてリピーターとか増えそうなんですけど……。

どっちを選ぶかという問題で店長はフータローに丸投げ。そしてフータローに課せられる究極の選択でした。

選べなさすぎて自分なら採算度外視して両方とるね。そのせいで潰れることになったとしても後のことなんて知りません。

 

結局、ケーキ屋の面接は三玖の言い出した料理対決の結果で二乃が採用されることになったようです。絶対にどちらか選ばないといけない以上、お菓子作りの得意な二乃が選ばれるのは順当といえば順当な結果ですね。

帰り道で向かいのパン屋の求人広告を見て「こっちにしようかな」と呟く三玖。どうやらその目的はフータローだけでなく、本当にケーキが作りたかったという事もあったようです。

フータローからまずまずの評価を受けてまんざらでもない表情の三玖が可愛すぎる……。

女子力をアップしてゆっくりとフータローを振り向かせようとする三玖と近くで熱烈なアプローチをして自分のものにしようとする二乃は本当に対照的とも言える関係ですね。

フータローを振り向かせるという共通の目的のために頬を赤らめる二人がものすごく良いです。

そして進級、注目のクラス替えへ!

 

そんなケーキ屋での顛末を一花と共に学校へと通いながら話しているフータロー。二人だけでの登校は一花ちゃっかりしていると言わざるを得ない。

自分のやりたい事に挑戦してみたいという一花でしたが、バイトは四葉も無事に掃除屋へと受かったようです。

五月はまだ踏み出せないようですが、どんな職業を選んだのでしょうか……。やっぱりフータローと同じ家庭教師とか?

触れられていない三玖は結局向かいのパン屋の面接を受けに行ったんでしょうか。一花の唇を見てドキッとしてしまうフータローでしたが、男女として意識してしまうあたり誰かの目論見は成功したと言って良いんでしょう。

バイトするとなると忙しくなるためみんなが揃う機会も減ってしまうと寂しさを感じる一花。

しかし、クラス決めでまさかの五人とフータローは同じクラスになってしまう。

ご都合といえばご都合的なんですが、これまでは家庭教師と生徒という一面を強調して学校のイベントなんかは飛ばし気味ですぎてしまったのでその方が都合が良かったんでしょう。

 

留年しない限り、高校最後の学年が始まろうとしています。またもの凄いドタバタの新展開が待っていそうな予感が……。

 

まとめ

前回までで家族旅行編がひと段落したので今回は箸休め的な感じでしたね。

そんな中で学校生活も再び始まり、とんでもないことが待っていそうな予感にワクワクします。

今回の話としては三玖と二乃が多めでみっくみくのにっのにのにされました。二人ともどの表情も可愛すぎるんだよ……!

最後の振り返り小町な一花お姉さんも捨てがたいんですが……。

もう五人揃ってフータローのお嫁さんになってしまうハーレムエンドでも良いんですが、家族旅行編の内容とか見てみると最後は誰か(キスをして鐘を鳴らした人)に絞ったみたいなんですよね。

結婚式の花嫁の正体は誰だというのはこの物語の肝の部分だと思うんですが、本当に気になってしょうがないです。

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