二乃が気になるあの人の事……招待状と母親の思い出を込めたパンケーキの願いは伝わるのか〜五等分の花嫁 第103話 「最後の祭りが二乃の場合①」感想

風太郎の身に起きた出来事を中心に描かれた99・100話での「日の出祭」を追加補足するように始まった「最後の祭り」シリーズ、その一番手を切ったのは一花でした。

答えを出さないといけないとしつつ「誰も選ばない」と決めていた風太郎。そんな彼に対して改めて選んであげてほしいと願いを告げる一花。
そんな彼女の言葉は風太郎の答えを変えることが出来たのか気になります。最終日の決意を秘めたかのような風太郎の答えは果たして⁉︎

二日目の夜に風太郎と過ごした時間の影響は一花自身にも現れ、諦めがちで遠巻きに眺めているだけだった彼女は自分の中の素直な気持ちに正直になって秘めていた風太郎への恋心を思い出し積極的な姿が久しぶりに観れたような気がします。

そんな一花回を終え、さあ次は誰だと思ったのですがどうやら二乃のようです。前回の「最後の試験」が三玖から始まり四葉と五月を迎え、一花に続いて最後が二乃で終わっているので遅かった順から逆に来ているような気もしますね。
今回の二乃の次を見てみないとはっきりした事は言えないんですけど、一花と同じくナンバリングが付いているので少なくても前後編の構成にはなりそうです。

二乃と学園祭といえば招待状を送った父親が応じてくれるかが焦点になってきそうなところ。とりあえず受け取った封筒を開封はしていたようでしたが……⁉︎

果たして二乃の学園祭はどんな展開を迎える事になるのか、今回の内容を詳しく見ていきましょう。ここから先は最新話のネタバレを含むため未読の人は注意してください。

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五等分の花嫁 第103話 「最後の祭りが二乃の場合①」

一躍人気となってしまった二乃がなんだか妙な事に……?

学園祭初日にクラスメイトと共に謎解きカフェで問題を解いていた二乃。本人は此処にいるはずなのに何故だか広場に居ると騒ぎになっています。知っての通り自分の姿が見つかったら大騒ぎになってしまうと一花が二乃に変装したはずが、オープニングアクトで人気になっていたせいで結局騒ぎになってしまった事件ですね。

冷静になれば二乃も他の姉妹だと気がつきそうなものですが、約束の15時が近づいているせいで焦っていたのでしょうか?

同じく家族と約束があったクラスメイトと別れ、1人謎解きに悪戦苦闘する二乃……そんな彼女を助けんと現れたのは風太郎と四葉でした。このまま教室に行った様なので時系列的には騒動の渦中にいる一花と出会い、一緒に迷子の親を探して別れた「一花の場合①」があり。その後に四葉と合流、その足で二乃を助けに現れた感じでしょうか。

風太郎が問題がすぐに解けたのは頭が回るのもあるけど、貧乏性もあるのではないでしょうか。家庭教師のアルバイトのお陰で若干余裕は出てきたにせよ、お金のこととか普段から必死に計算していそうなイメージがあります。

件の大人気となった切っ掛けのオープニングアクトでしたが、実は四葉がやる予定だったのを二乃が代わりに引き受けたのだとか。以前の高校でも慢心の一因にもなった頼られると断れない四葉の性格は中々治っていなさそうですが、そんな彼女に気がついてうまくフォローしてあげる二乃の姉妹愛が見て取れますね。

本人は余裕を持ってやっているつもりでも、全力で楽しもうと頑張っている風太郎以上の仕事を受けた上に演劇部の手伝いも……おまけに本当はセレモニーもやるつもりだったとなると、やはり四葉に過労フラグが立ってしまっている様な気がします。

二乃がセレモニーを引き受けた別の理由はやっぱりあの人。果たして学園祭を訪れるのか⁉︎

本当は四葉が演じるはずだったセレモニーを二乃が引き受けた理由は詰め込みすぎを心配した他にもありました。それは招待状を送ったはずの父親が学園祭を訪れているかどうか確認したかったから。

初日の告白を終えて訪れていないか屋台へと探しに来た風太郎と二乃。その姿が見つからない代わりに勇也とらいはに出会います。勇也をイケメンと評する二乃でしたが、確かに金髪時代のヤンチャ風太郎がそのまま大きくなったら勇也になりそうかも。

マルオの部屋を訪れた際に手紙が置いてあるのを見た事を勇也は話しますが、父親たちが知り合いだった事を風太郎と二乃は今初めて知ったようです。らいはが言う通り家庭教師の仕事を引き受けたのも勇也ならば、家族旅行でバッタリ出会ってしまった際の反応とか露骨だったような……。

成績トップで生徒会長のマルオに不良だった勇也と犬猿の仲のような2人。今でもウマがあっているようにも到底思えないのですが、そんな彼らを繋ぎ止めた誰かの存在がありました。「先……」と言いかけていましたが、先生なのか先輩なのかどちらかだと思うのですが……。

そんな学生時代の彼らの後ろに書かれている彼女は誰でしょうか。零奈さんにも見えるような違うような……セーラー服を着ているので同級生にも思えますし、彼女が”来ている”誰かという可能性もあありますね。

父親っていうのは、中々にめんどくせー生き物であいつ自身の面倒くささも加わって2倍面倒臭いとはマルオに対する勇也の評価ですが、予定は空きのはずなのに歓迎したい気持ちとしたくない気持ちがせめぎ合ってギリギリまで結婚式に来ない彼のことを考えたら納得の評価かもしれません。

ともあれ初日は仕事もあったのか学園祭に来ていなかったようです。

驚愕の事実?が判明する二日目と手紙の行方は……⁉︎

二日目を迎えパンケーキ屋の店番をする二乃と五月。噂を聞きつけてケーキ屋とパン屋の店長が訪れていました。この2人は因縁がありつつもなんだか仲が良さそうな感じでほっこりしますね。そしてバイク事故の怪我を心配する五月にM・A・Y様呼びするケーキ屋の店長。どうやら二乃と風太郎以外にもしっかりバレていたようです。変装というよりも仮装……ってレベルだったので仕方がない(笑)

二乃はがっかりしつつも学園祭のどこかにはクラスの宣伝をする三玖が映ったモニターを眺めるマルオの姿が!

やっぱり学園祭のことは気にはかかっていたんですね。このままパンケーキ屋を訪れれば万事解決だったのですが、急な呼び出しが入ってしまい学園祭を後にしてしまいます。休みだったとしても心は休まらないぐらいに何が起きてしまうか分からない仕事なので仕方がないとも言えますが無事に会えていたらと思うと辛いところ。

それでは納得がいかないのが風太郎。二乃の元を訪れて一言文句でも言ってやろうかと連れ出しに訪れます。前話で二乃と一緒に風太郎が病室を訪れていた事を考えると向かった先の病院で報せを受ける感じでしょうか。

二乃の、そしてマルオのお互いの徐々に歩み寄っていく思いは果たして伝わるのか、後編となるだろう来週の展開にも期待です。

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