ヤングガンガン 2018vol.22(11/2発売)に掲載されている『たとえ灰になっても』第51話の感想です。
本誌の最新話までのネタバレがありますので読みたくない方は注意してください。
第50話「メイプルリーフ」の感想はこちらから
第51話「窮鳥懐に入れば」
明かされた†姫蘭の正体に皆が思うのは
†姫蘭†の正体が四宮輝子だと判明し、前回は実は自分の母親だったとカエデが叫び声を上げたところで終了しました。
沙羅は突然過ぎてその言葉を聞いていなかったようです。二人ともユキの正体に気がついているようですので†姫蘭†の正体が母親だとバレたらカエデの正体にもたどり着いてしまいそうだとは思いましたが、禁則事項に引っかからない=気がついていないというのは納得のいく落としどころかもしれません。
厄介になっていたはずのユキが冷静なのは叔父の仕打ちもありましたしわかるんですが、反応が激しいのは偽子と常称寺!?
偽子が震える理由は不明ですが(もしかしたら2代目姫蘭の可能性も?)、叔母さんと呼ぶ常称寺は誰なんでしょうか。他のいとこか妹辺りが思い浮かぶんですが……謎です。
次なる処刑のターゲットは誰だ!?
そして†姫蘭†の処刑が終わったということで残り2名の処刑に移ります。前回リアルの正体が判明した以上やっぱりカエデかなと思わせつつ、沙羅の可能性がないわけじゃなかったのですがやっぱり処刑対象はカエデでした。
こういうパターン的なものはひねらないですね。
その内容は解剖地獄というステージらしい。人間解体ショーでもするようですね、今回も処刑が執行されるタイミングはえげつないことになりそう。
もちろん麻酔などなく生きたまま解体されていってしまうようなのですが、今回も救済策を一応用意してありました。準決勝進出者の中の正体に気がついている”ある人物”の名前を呼んで代わりに殺すことができれば処刑は免れるようなのですが、そんな非情なことをできるのでしょうか。
感想まとめと51話の予想
前回で†姫蘭†の死亡と共に長らく伏せられてきたカエデの正体もわかって謎が解けてきたなと思ったんですが、また新しく撒いていくようです。
偽子と常称寺の正体はやっぱり気になってしまいますね。常称寺は妹じゃないと思わせつつ実はストレートに妹だったりするのでしょうか。あまり謎の答えはひねらない漫画ではあるのですが、根幹的な内容なだけにそうも行かなそう。
偽子の怯え方も尋常じゃないのが何故でしょうか。少なくても知人ではあるようですが、個人的には2代目†姫蘭†もこちらに来てしまっていた説を推します。
恐らくはあそこまでギャラにこだわるのには何か理由があったはず。
処刑対象になってしまったカエデの救済策は”ある人物”の名前を言ってしまうことらしいんですが、ユキを守ろうとしてここに来てしまったことが濃厚なので言わないまま死んでしまうんじゃないでしょうか。
実はチェンジを使ったのがカエデじゃない説もないわけじゃないので、自分の意思じゃなかったらワンチャンあるかとも思うのですが、安易な復活が無い以上は主人公が死んでしまうわけにも行きませんし……。
第2の解剖地獄の行く末はどうなっていくのでしょうか。
次回、第52話の感想はこちらから
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