「U-NEXT」はオススメできる?できない? 誤魔化しなしの本音で比較

こんにちは。

国内の動画配信サイトの中では2007年からサービスが開始されている、わりと古株な「U-NEXT」ですが絶賛する声とイマイチと評価する声に評価が二分されてしまっています。

良い評判と悪い評判のどっちもあると、なんとなく心配になってしまう人も多いんじゃないでしょうか。

気になっているけど、損しちゃわないかな?

そんな悩みを解決するために「アフィリエイトのために無理矢理持ち上げているんじゃないの?」なんて言われないような本音で解説していきます。

目次

「U-NEXT」のサービス

U-NEXTは月額2,189円(税込)で見放題+PPV(ペイパービュー)の動画配信サービスです。PPVとはあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、要するに「お金を払えば何日間は見放題になる」レンタル配信のことだと思ってもらって間違いありません。

U-NEXTの残念なところ

U-NEXTの料金はやっぱり高い

公式サイトに掲載されているイメージを参考にした料金の内訳です。よく他の動画配信サービスと比較して料金は高いけど2,189円-1200ポイントで実質989円!としているサイトを見かけます。確かに金銭的な負担額としては正しいような気がしてしまいますが、良くできた数字のトリックです。

なぜなら1200ポイントの内訳の中に自己負担額の500円が含まれているからです。つまり1,200ポイントのうち500円は自己負担なので、ユーザーが本当に得しているのは700円分しかありません。だからといって自己負担分のポイントも利用はできるので2,189円−700ポイントにしてしまうのも考えかたとしては間違っています。

つまり2,189円の月額に1,200ポイントがついてくることに変わりはありませんが、あくまでも2,189円+1,200ポイントだということです。「月額2,189円って動画配信サービスの中でも割高だよね」って思います。

ビデオ見放題と雑誌読み放題、500円で1,200ポイントを個別で契約できれば最高なんですが……。

雑誌読み放題もついてくるけど…

U-NEXTでは動画の見放題だけじゃなくて雑誌も140誌ほど見放題になっています。一見するとお得に思えてくるのですが、先ほどの表に当てはめてしまうと雑誌読み放題もイマイチに思えてきてしまいます。

楽天マガジンが418円(税込)で対抗馬のdマガジンも440円(税込)と割安。どっちも読み放題の取り扱い雑誌数は公称で700誌以上なので、料金も取り扱う雑誌の数も比較になりません。

実際のところは取り扱い雑誌の数が多くても大半は読まないものが占めているので関係ないと言えば関係がないような気もしてしまうのですが、読み放題を目的にU-NEXTを契約するのはもったいないと言えるでしょう

U-NEXTのここがスゴい

見放題できる動画の本数は圧倒的

「大量にポイントがもらえるから実質の月額利用料金は安くなる」「動画だけじゃなくて雑誌も読み放題になる」というメリットが実は微妙なのは説明した通りです。ですが、他はどうでもいいから動画の見放題がほしいという人には最適のサービスです。内訳を参考にすると動画は月額990円なのでNetflixやHuluといった他のサービスと比べても高くありません。

見放題の本数は公称で220,000以上とされています。2020年2月時点では国内最多の見放題本数を誇っているようです。例えば海外のドラマや映画が見たいのに配信されているのは少なかったりなどの悩みが少ないのは良いですね。

加えてさらにアダルト作品を取り扱ったH-NEXTも同時に利用できるのもメリットです。アダルト作品はFANZA(DMM)などの専門サービス以外では競合他社の取り扱いがないため、U-NEXTの非常に強い差別化ポイントになっています。

新作映画が早く見れる

気になった映画があっても見放題だけだとなかなか配信されなかったりします。また配信されたとしても急いで見ないと、そのうち配信が終了してしまうかも分かりません。

その点、U-NEXTは見放題だけでなくレンタル視聴にも対応しているため新作映画の追加がとても早いです。ポイントの説明でも触れますが、毎月のポイントを利用して劇場鑑賞券も買えるので上映中の新作も少しだけ安く見ることができます。

とにかく新しい映画をできるだけ早くチェックするのが好きっていう人にはたまらないメリットかもしれません。

お試し期間が長い

せっかく登録したけど思ってたのと違う……となってしまった時に月額料金だけは払わなくてはいけないとなったら損をした気がしてしまいます。そうならないためにもお試し期間があります。

U-NEXTのお試し期間は31日と他のサービスに比べると比較的に長い期間になっています。そうは言っても実際に比べてみないとわからないと思うので、主なサービスだけピックアップしてみましたがこんな感じです。

サービス名

お試し期間

月額料金(税込)

U-NEXT

31日間

2,189円


Amazonプライム

30日間
6ヵ月(学割)

500円
250円(学割)


Hulu

14日間

1,026円


FODプレミアム

14日間


TELASA

15日間


Netflix

なし

ベーシック:990円
スタンダード:1,490円
プレミアム:1,980円


デイズニープラス

なし

ネットで絶賛されているサービスだからって使ってみたらイマイチだったということもあるし、逆に評判が悪かったとしても好みだったりするかもしれません。とりあえず登録して自分に合わないなと思ってもお試し期間が終わる前に解約してしまえば無料なので百聞は一見にしかずで体験してみるのが実は一番手っ取り早かったりします。

【注意】ポイントは有効期限あり

  • 毎月1日に付与される1,200ポイント:90日間
  • 後からチャージ(購入)したポイント:180日間

U-NEXTでもらえるポイントには有効期限があります。ポイントの有効期限には「最終利用から1年間の相対的な期限のタイプと「ポイントが付与されてから1年間」の絶対的な期限のタイプがありますが、U-NEXTのポイントは後者の期限が決まってしまっているタイプです。

もちろんですが期限内に使いきれなかった場合は失効してしまいます。ただポイントの使い道が他の動画サイトに比べて多いので使いきれないことは少ないんじゃないでしょうか。

U-NEXTポイントの主な使い道は以下の3つです。

  1. レンタル作品の視聴に使う
  2. 劇場鑑賞券と引き換える
  3. 電子書籍の購入に使う

この他にもNHKオンデマンドの利用料金にも使えるようですが、正直なところオススメはしません。次はこの3点について詳しく見ていこうと思います。

レンタル作品の視聴に使う

U-NEXTは追加料金のいらない見放題作品のほかに有料でレンタルをしなくてはいけない作品があります。こちらを毎月追加されるポイントで支払えば見放題作品のように追加料金を支払わずに見ることができます。

そのおかげで新作のチェックを負担が少なくできるのは魅力的です。

劇場鑑賞券と引き換える

また配信じゃなくて劇場で新作をチェックするのが好きという人にもU-NEXTはオススメです。なぜなら毎月追加されるポイントを使って新作映画を見ることができるからです。

現時点(2021年11月29日現在)で劇場鑑賞券を引き換えることができる劇場は以下になります。

  • イオンシネマ
  • 松竹マルチプレックスシアターズ
  • なんばパークスシネマ、大阪ステーションシティシネマ
  • ユナイテッド・シネマ
  • 109シネマズ
  • 全国のT・ジョイ、新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、広島バルト11、鹿児島ミッテ10、こうのすシネマ
  • コロナワールド

対応している系列を一覧で確認するだけでも幅広い劇場が対応していることがわかります。これらの系列で近所の劇場が対応しているかどうか、利用料金など詳細を知りたい人は公式サイトを確認してください。

ポイントは電子書籍にも使える

配信は見放題に追加されてから、劇場で映画を見る頻度は高くない人にもポイントの使い道はあります。それがコミックや雑誌、その他の書籍に使う方法です。

U-NEXTには完全に会員登録を削除して退会してしまうだけでなくほかに月額コースを休止することができます。購入した書籍は退会しなければ月額料金を支払っていなくても、いつまでも好きな時に見られるのでポイントの有効期限が迫っているけど使い道がないときに有効です。

動画配信サービスを見回してみると意外と約半月か、そもそも対応していないサービスも多いです。正直なところ、合うか合わないかはネットでメリットやデメリットを検索しても分かりません。

【まとめ】U-NEXTがオススメできる人、できないのはどんな人?

U-NEXTのメリットとデメリットを見てきました。ここからU-NEXTはオススメの人とそうじゃない人がはっきりと分かれるサービスだと言えるでしょう。

まずU-NEXTがオススメな人から上げていきます。

  • 新作映画をチェックするのが好きな人
  • アダルト作品もチェックしたい人
  • とにかく多くの作品をチェックしたい人

反対にオススメしないのはこんな感じの人です。

  • とにかく月額料金は安くしたい人
  • 雑誌読み放題もメインにしたい人
  • 雑誌読み放題は使うつもりがない人

それほどメジャーではない雑誌まで読みたい人は楽天マガジンかdマガジンがオススメですし、全く読まないというのなら雑誌読み放題の月額料金に相当する分は無駄に負担が増えてしまいます。おまけ程度の動画の雑誌見放題でも最低限な雑誌はそろってるので大丈夫という人が一番、雑誌読み放題を有効活用できます。

月額料金が比較的に高いため、動画見放題は欲しいけど月額料金を安くしたい人や動画をそんなに見ないという人もオススメしません。動画をあんまり見ないならわざわざ動画配信サービスについて詳しく調べようとしないんでしょうけど……。

チェックしていくと分かるのは確かに料金は他に比べると割高ですが、使う人にとっては見合ったサービスだということですね。良く他のサイトでオススメされているのを見る理由が分かる気もします。

全ての動画配信にも言えますが、昔のように貸し借りするたびにレンタルショップに行かなくても良くなったのはスゴく楽ですね。

新型コロナウイルスの影響もあって「映画館はちょっとなー」って人も増えていると思います。そんな時に映画館ではなく家で映画など試してみてはどうでしょうか。

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