無料漫画アプリの「マンガワン」で連載中の「冬野なべ」先生が描く学園ラブコメ漫画「転性パンデみっく」が面白かったので紹介します。
マンガワンで毎週土曜日に更新されているのですが、無料漫画アプリ「マンガワン」に掲載されている作品なのでライフを使えば無料で読むことができます。まとめて読みたかったり好きな時に読みたければ現在4巻までと手を出しやすいので単行本で買うという手もあります。
「転性パンデみっく」のあらすじ
主人公の今村日向(いまむら・ひなた)は仕草も外見もどこか女性っぽいと言われてしまう男子高校生。ある日、日向は「理想の自分になれる」と言う怪しい人物に出会い、無料で注射を打たれます。
そして翌日、目が覚めるとその姿は女の子になってしまっていた!?
そんな事実がバレてしまうことを恥ずかしがる日向はその事を隠そうとするのだが……。
「転生パンデみっく」の魅力を紹介
転性×感染拡大で色々な人が性転換!?
いわゆる主人公があるキッカケによって性別が変わってしまうというトランスセクシャル(TS)物の部類に当たるこの作品。似たようなジャンルの作品は古今東西少なくありませんが、そこにパンデミック(感染拡大)という要素を組み合わせて広がっていくというのが少し変わっています。その拡大もどうやらランダムではなくキチンと条件があってその”条件を満たしてしまった人”が性転換してしまうようです。
いつ誰が変わってしまうのかというのも本作の注目ポイントになっています。
キャラクター同士の恋愛関係も大混線
転性してしまった後のある日、日向の初恋の相手である南百合菜(みなみ・ゆりな)が転校してきます。密かに失恋してしまったとは言え気が気でない様子の日向ですが、現在の性別は女性同士になってしまっています。
そして委員長の沢城アキも実は日向の事が気になっていたようで、最初の犠牲者として性転換し秘密の共有者として交流を深めていきます。
この辺りの関係がどうなるか、果たして日向は元どおりに戻って改めて告白しちゃったりするのかが気になるところですね。
出オチのような設定に懸念も……
性転換と拡大によって起きる騒動が面白いポイントな訳ですが、日向が隠している主な理由が恥ずかしいから(パンデみっくがバレてしまったらどうなるかわからないのもありますが)だったり、拡大にも話を広げる重大な秘密など特になさそうで長期的な展開を見据えていなさそうにも見えます。
電子書籍サイトのレビューなどを見ると「後に進むにつれて……」という意見も見られるのでインパクトを重視しすぎてグダグダになってしまわないか心配ですね。
転性パンデみっくの感想まとめ
性別転換とそれが主人公の周りで拡大していくドタバタ劇としては少なくても序盤は楽しめる事請け合いの作品です。
何よりも性転換をしてしまった主人公のパニックになってしまう様子が楽しかったですね。確かに平然と受入れてしまう作品もあったりしますけど、これが普通だよなぁと……。
長期化に向かなそうな設定が懸念点ですがマンガワンで毎日配られる無料のライフを使えば読むことはできるので先ずは試しに読んでみても良いのではないでしょうか?
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