TVゲームにはまりインドア引きこもりな主人公の紡(つむぐ)が昔は病弱だった幼馴染の忍間さぐりと再会し、彼女の探検に巻き込まれていくコメディ作品です。丁寧に描かれている絶景もさることながらさぐりちゃんが元気可愛いのが魅力的です。
「さぐりちゃん探検隊」の作者はあきやま陽光先生でジャンプ+で連載されていましたが完結済み。単行本は全4巻が発売されています。試し読みはこちらのジャンプ+のサイトにて無料で読むことができます。
「さぐりちゃん探検隊」のあらすじ
TVゲームにはまりインドア引きこもりな主人公の紡(つむぐ)が、幼馴染の忍間さぐりと再会を果たします。幼い頃は虚弱体質だったさぐりちゃんでしたが、年月がたちそんな印象は何処へやらという果てしなく元気に成長していました。
半月ほど前まで病弱で家から出られなかった反動でさぐりちゃんは外の世界に対する好奇心が爆発してしまいそう。
そんなさぐりちゃんと紡は一緒に探検をすることとなり様々な場所へと歩んでいく事になります。
「さぐりちゃん探検隊」の魅力と見所を紹介
さぐりちゃんが天真爛漫可愛い
この作品のヒロインで元気一杯の美少女なさぐりちゃんがトンデモなくかわいいです。そして何と言っても胸が大きい!?
特に表紙で来ている探検服はタイトで魅力的なボディラインがはっきりと良くわかります。
それにしても紡との再会が虫取り網のジャンプ攻撃ってどうなのさ……昔は病弱だった子がやる事じゃない。
そんなさぐりちゃんはずっと家から出られなかったせいで本で読んだ知識としては知っているものの、実際に見たことのない事ばかりで紡と出かけた先でも好奇心旺盛にはしゃぎまくります。そんなさぐりちゃんの表情が子供のようにコロコロ変わって、しかも目がキラキラと輝いていたりするのがとても愛らしいですね。
積極的なのは探検に対してだけでもなく、紡との交流も押しが強い……とはいえ押し付けがましくはないので積極的で可愛い感じが強いです。こんな魅力的で可愛い子に迫られたら紡でなくてもグッときてしまいそうかもと思うほど。
紡も少年系恋愛漫画の主人公にありがちな優柔不断で登場する女子に目移りしてしまうようなキャラクターではなく、早々にさぐりちゃんと一緒にいられるような男で居たいと決心するのも良いです。
選りすぐられた絶景スポットや名所が素晴らしい
キャラクターたちも魅力的なのですが、さぐりちゃんや紡が出向いていくスポットが負けじ劣らずとこの漫画の魅力をかき立てていきます。
それもそのはず「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」シリーズの詩歩さんが監修されていて、1巻では横浜・根岸森林公園をはじめとして千葉・鋸山や静岡・寸又峡など色々な絶景が厳選されています。しかもそんな絶景スポットが一部の見せ場のページではカラーで描かれていてこれがものすごく綺麗としか言いようがない。
そんな連載時にカラーだったページなのですが残念ながらコミックス版では製本の関係上なのかモノクロでの掲載になってしまっているよう……。しかしKindle版ではそのままカラーで見ることが出来ますので、これぞ電子書籍版の醍醐味って感じですね。
読んでいると漫画のイラストでも綺麗なのだけれども本物の景色がどれだけ素晴らしいのだろうと実際のスポットにも訪れてみたくなってしまいます。
コミックスの番外編も面白い
巻末の番外編は幼少時の病弱だった頃のさぐりちゃんと紡の出会いが描かれているのですがこれが地味に子供らしく外で遊んでいた紡と家からほとんど出られなかったのかゲーマー少女だったさぐりちゃんの性格が数年間で反対になっているのが面白かったです。
「さぐりちゃん探検隊」の感想まとめ
天真爛漫なさぐりちゃんが魅力的で厳選された実際の絶景スポットも見逃せない作品です。正直に言えばもっと続いて欲しかった気もしますがキャラクターの魅力だけでは仕方なかったのかも知れません。しかしある意味ではそのおかげで全4巻とそれほど長くもなくコンパクトに収まっているので集めるには手頃で良いかも知れません。
さぐりちゃんと紡のようにこの漫画を見て一緒に探検へと出かけてみてはいかがでしょうか?
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