一口にアルコールと言っても日本酒やビール、ワインからカクテルなど種類が豊富ですが、そんなアルコールを扱った漫画も豊富なジャンルで存在しています。
今回はそんなアルコールを扱ったお酒漫画から絶対にオススメできる作品を厳選して紹介します。
オススメのお酒マンガ7選
ワカコ酒/新久千映
1人酒スタイルで素朴な幸せを味わうワカコの飲みっぷりにこちらまで幸せになってきてしまう作品。
ビールや日本酒をぬる燗で飲んだりと色々なお酒を味わうだけでなく、焼き鮭だったりだし巻き卵と付け合わせも豊富。庶民的スタイルのワカコの飲み方や付け合わせのつまみ方を真似したくなってしまう。
お酒や料理を味わうワカコの表現が絶妙すぎて漫画を読むだけで味が伝わってくるような気すらしてしまう。
お酒だけじゃなくてグルメも楽しめてしまう一石二鳥の作品です。
ソムリエール/原作:城アラキ 作画:松井勝法 監修:堀賢一
ワインの材料を作っているブドウ農園に融資する条件と引き換えに日本を訪れることになった女性ソムリエ見習いの樹カナが出会いを通して成長していく物語。
ワインのブランドや生産農家の心意気などウンチクも見ていて楽しいが、謎の足長おじさん(=ジョン・スミス)の正体や彼女の父親である樹光一が詐欺師と呼ばれている理由など物語の過去に謎が多くその解明も一つの軸になっていく。
レストランを訪れる客との人間関係も味わい深いです。全21巻で完結済み。
バーテンダー/原作:城アラキ 作画:長友健篩
本場で数々の賞を受賞し「神のグラス」と呼ばれたバーテンダー・佐々倉溜(ささくら・たまる)が日本に帰国し、バーを舞台にお客様の心の内に抱えた問題を解決していく。
かなりの経歴の持ち主だけれども、バーテンダーとしてはそれでも未熟で働いている店のオーナー・バーテンダーなどから刺激を受け成長していく物語も楽しめる。
カウンターで客を前にしている時と普段のコミカルな様子のギャップが抑揚になっていて読んでいて飽きません。
登場する様々なカクテルのウンチクもあって普段缶チューハイなどで飲んでるようなお酒の名前の由来を知れるのも面白いです。全21巻で完結済み。
綺麗なおねえさんと呑むお酒は好きですか?/いづみみなみ
同じ会社の別部署で働く憧れの先輩・月沢さんと2人だけの二次会に行くことになってしまった日吉くん。その後も飲みを重ねていく内に距離感が近づいていく?
居酒屋巡りで有名になってしまった店から知る人ぞ知る店まで店の種類も王道系から変わり種まで様々な居酒屋が登場するので読んでいて飽きません。
謎めいている小悪魔系OLの月沢さんのいたずらっぽい表情がたまらなかったり、最初は妄想がすぎるところもありながら次第に真剣になっていく日吉くんの恋の行方が気になってみたり……。
たくのみ。/火野遥人
女性用のシェアハウスに集まった住人たちの日常的な飲酒風景を眺める漫画。登場する女の子たちがとにかく個性的で可愛い。
お酒のジャンルは問わず普通の缶ビールからクラフトビール、カクテルや日本酒など様々。ビールの綺麗な入れ方などのウンチクもあるが、賑やかに呑んでいるキャラクターたちを見ているだけでも楽しい気分になれる。
タイトル通り自宅での飲みが多いため気取った感じはせず、女の子同士の日常メインなので他の作品より手に取りやすいのもオススメ。全7巻で完結済み。
上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花
主人公の上伊那ぼたんがヒロインをたらし込んでいく漫画
主人公の上伊那ぼたんがお酒を通して同じ寮の仲間たちと交流を深めていく漫画。秘密を共有したおかげで一緒に飲むようになった寮長のいぶきや寮長と一緒に飲みたいかえでなど近すぎず遠すぎずの絶妙な百合関係が描かれます。
反面、お酒マンガとしてみると説明不足感が強く感じてしまうところもありますがお酒というフィルターを通したおかげで見えてくる本音など作者が思い描くお酒の良さは十分に伝わってきます。一味違ったお酒と女の子を両方楽しめる作品になっています。
アイドランク
年齢詐称のアイドル×お酒コメディマンガ。ボケとツッコミのテンポが良くてアイドルという身分らしからぬ自由奔放さには大笑いしてしまう。何から何までお酒につながってしまう思考は毒されていると言っても過言ではない。
恐らく話を聞いて想像している数倍は(良い意味で)頭が悪いキャラクターたちが暴れまわります。
問題が発生したりする時もありますが、最後はとりあえず飲んだら全てが解決してしまう自由っぷり、考えるより感じろな頭を空っぽにして読む漫画ですがこれがまた面白いです。
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