よかぜが月刊コミックガーデンで連載中の『モルフェウス・ロード』は満洲を舞台に幻の阿片密輸ルート『モルフェウス・ロード』の手がかりとなる一枚の紙を手に入れてしまった馬賊(ばぞく)の小豹(シャオバオ)が組織同士の抗争へと巻き込まれていくアウトロー漫画でコミックスは1巻が発売されたばかり。
ロクでもない悪党たちが入り乱れる傑作のあらすじと見どころや魅力を紹介します。
「モルフェウス・ロード」の基本データ
著者:よかぜ
出版:マッグガーデン(BLADEコミックス)
コミックス:1巻〜
「モルフェウス・ロード」のあらすじ
「モルフェウス・ロード」の見どころと魅力
正義なき戦いが繰り広げられる!
いわゆる主人公サイドの小豹や単純バカの赤虎(チーフー)、灰鷹(フェイイン)は《九獣(ジゥショウ)》と呼ばれる馬賊のグループに所属しています。ある時、小豹たちが上海マフィアと揉め事になった際に『モルフェウス・ロード』の在り処を示したと言われる暗号文書を手に入れてしまった事が原因で彼らは騒動に巻き込まれてしまいます。
タイトルにもなっている『モルフェウス・ロード』は幻の阿片密輸ルートだと言われているだけあって狙ってる連中もロクなものではありません。目的さえ果たせれば後はどうなっても構わないような連中が集まって奪い合いが繰り広げられます。
《九獣》も例外ではなく敵対した相手を次々とぶち殺していくのですが、これが容赦なさすぎて思ったよりも爽快な印象すら受けてしまうほど。
敵も味方もキャラクターが魅力的!
一巻の表紙にもなっている瞬発力が自慢の姐さん、知能指数の代わりに筋肉に振り切ってしまったかのような赤虎、光が苦手で眼帯をしているクールガイの灰鷹という主人公勢の仲が良さそうに見えて実はそうでもない……かと思いきや、やっぱり普通に仲が良かったりする微妙な距離感がたまりません。
まさにアウトローといった感じのセリフ回しといい、ことごとくツボをついてきます。相対する上海マフィアや関東軍にも只者じゃないオーラを放つ魅力的なキャラクターが控えていて、彼らが敵対するだけでなく時には敵の敵は味方理論で協力関係になることもあるのかもしれないと思うとワクワクしてきます。
『モルフェウス・ロード』の正体とは!?
作中で幻の阿片密輸ルートであるとされている『モルフェウス・ロード』とは一体どんなものなのでしょうか?
本当に密輸ルートだったとして幻になってしまっているのもあり、単純に陸路や海路のような道ではなさそうです。上海マフィアや関東軍のような組織が動くほどなのでよっぽどのものなのかもしれませんが詳しくは判明していません。
作中に散りばめられたヒントから正体を想像してみるのも面白いかもしれません。
「モルフェウス・ロード」を無料でお得に読む方法は!?
モルフェウス・ロードはウェブ漫画サイト「マグコミ」で一部の話のみ配信をされていますが、配信期間が終わってしまった話を読む方法はありません。
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「モルフェウス・ロード」の感想まとめ
やっぱり無法な世界でギャングやマフィアといったならず者たちが大暴れする作品は何が起こるか分からずにワクワクしてしまいますね。若干エグかったりグロテスクなシーンもありますが、小豹や灰鷹といったキャラクターたちが人並外れた能力を持っていて見せ場もたくさんなので注目してしまいます。
悪役たちの激しい争奪戦の勝者は一体誰になるのか是非ともチェックしてみませんか。
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