ジャンプSQ(スクエア)2021年3月号に掲載の憂国のモリアーティ第55話「最後の事件第八幕(The Final Problem Act.8)」の感想です。本誌のネタバレがありますので未読の方はご注意ください。
憂国のモリアーティ第55話の感想
探偵と犯罪卿の直接対決へ
なんとしてでも自分の理想へ向かうための作戦をやり遂げようとするウィリアムと自己の犠牲を持って幕を閉めようとする作戦を止めたいシャーロックの思いがぶつかり合う戦いが繰り広げられる。
そしてルイスはウィリアムの企みが行く先を見届けようと覚悟を決めていた。
兄を大切に思うルイスには辛い選択だったかも知れませんが、こうなると向かう先は犯罪卿の死しかあり得ない。
それでも果敢に説得を続けるシャーロックでしたが、モラン大佐によってウィリアムが立っていた足場は爆破され川底へまっしぐらになってしまう。
迎えた決着の時
そうはさせまいと落下するウィリアムの手を掴み取るシャーロック。シャーロックが解き明かしたい謎よりも友情を優先するとか登場した頃の傲慢さすらある姿からは想像できませんでした。
降参したウィリアムが初めて呼び方を変えたのも気持ちが通じ合った感じがして良かったです。しかし引き戻すには崩れ去った足場の強度が足りないようでウィリアムはシャーロックのために繋がりを断ち切ります。
悪役が気持ちの通じ合った善玉に「そんな未来も……」ってよく言いますが、「いつだって遅くないんだよ!」って力強く言いたいです。
ウィリアムとシャーロックが協力して謎を解く姿をもう一度見てみたいんですが……。
川底へ落ちていくウィリアムに向かってシャーロックも運命を共にしようとダイブしていく。
貴族と平民が手を取り合う未来と引き換えに2人は犠牲になってしまった!?
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56話以降のストーリ予想&考察、作戦の行方は?
原典でのライヘンバッハの滝を再現するように消えていってしまったウィリアムとシャーロック。
この長編シリーズが本当の意味で最後の事件かと思っていましたが、最終回まではあと少し続きそうです。そうなると次回あたりからは謎を秘めた事件を前にシャーロックが帰ってくる「シャーロック・ホームズの復活」編が始まるんでしょうか。
元ネタ的にシャーロックは生きているとして、果たしてウィリアムの生死はどっちなのか明らかになるんでしょうか。
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