家庭の事情で富山にある父の家で一人暮らしをする事になったはずが実はその家には同居人が居て……。しかもその同居人たちの正体を知って二度びっくり!?
と言った感じに始まる姉ショタラブコメ「お姉ちゃんは恋妖怪」が面白かったので紹介します。
作者は「青島かなえ」先生でマンガワンにて毎週日曜日に最新話が配信されています。単行本は現在のところ3巻まで発売されています。
そんな「お姉ちゃんは恋妖怪」の気になるあらすじと見所、魅力をわかりやすくまとめました。
「お姉ちゃんは恋妖怪」のあらすじ
ある日のこと主人公の桑原由貴(くわばら・ゆき)は突然母親から一人暮らしをしてみないかと提案を受けます。どうやら母が海外転勤する事になってしまい、連れて行ったらこれからも転校を繰り返す羽目になってしまうからだと言うが……。返事を聞く前に母親が取り出してきた資料は何故か富山限定!?
聞けば富山には空き家になってしまっている父の家があるので、それを利用すれば一石二鳥という事らしい。悩む由貴の脳裏には富山で昔出会った思い出の”お姉ちゃん”の事がありました。富山で一人暮らしをすれば「彼女にもう一度会えるかも」と期待して由貴は決断します。
高校入学直前に富山に向かった由貴が空港で出会ったのは”お姉ちゃん”によく似た女性……だけど彼女はあの頃の”お姉ちゃん”と同じぐらいの歳なので流石に別人のはず。
”お姉ちゃん”とよく似た女性と別れて父の家に向かった由貴をまさかの展開が待ち受けていて!?
「お姉ちゃんは恋妖怪」の魅力と見所を紹介
おしとやかそうなお姉ちゃんの正体は実は……!?
幼い頃の由貴の出会っていた”お姉ちゃん”こと玉梓(たまずさ)の正体は他人の恋を応援する妖怪なのですが、ここで言いたいのはそういうことではなく……。
物腰が柔らかくて由貴に優しい玉梓ですが、しっかり者のように見えて結構抜けた面もあったりします。同居人たちの中で最年少のはずの由貴が一番しっかりしているように見えてしまうこともあったりします。そうかと思えば由貴に優しさや包容力でお姉ちゃんらしいところも見せたりして……。
そんな玉梓のギャップのある可愛さがこの作品の一番の魅力です。
お姉ちゃん以外の愉快な同居人たちも……!
由貴とともに一つ屋根の下で暮らす妖怪は玉梓以外にも居ます。ムードメーカーで天真爛漫なろくろ首のろくろや目目連のれんげ、クールに見えてちょろかったりする砂かけ婆の砂緒と言った同居人たちが登場し話を盛り上げていきます。
学校の仲間たちにも玉梓に恨みを持つ?霊能力者の鬼頭みことや良き友人の三善陽都など賑やかなメンバーが……。
物語としては……普通かも!?
ストーリーに関して正直に言ってしまえば目新しさは特別感じたりしないというのが感想です。
よくあるハーレムものと言った感じでトラブルもお約束というか予定調和というか、起きるトラブルの解決も悪く言えば御都合主義でありきたりとも言えるような面も見え隠れしています。
それでもこの漫画をオススメする理由があるとすれば、やはり先述した通り魅力的で可愛いキャラクターたちのドタバタ劇を見ているのが楽しいというところでしょう。
王道的なのも悪いばかりではなく逆に言ってしまえばどんなトラブルが起きてしまっても最後には”なんとかなってしまうだろう”という安心感もあったりします。
どちらかと言えばストーリーよりもキャラクターを重視するようなライトな感じが好みの人にオススメできる漫画だと言えるかもしれません。
「お姉ちゃんは恋妖怪」の感想まとめ
「お姉ちゃんは恋妖怪」はクスッと笑えてしまうほのぼのとした日常が面白い漫画で、シリアスなストーリーよりもとにかく可愛いキャラクターたちがドタバタを繰り広げるのを見るのが好きという人に向けてオススメしたい作品です。
面白そうだなと思ったらマンガワンで掲載されているので無料で試しに読んでみても良いかと思います。こんなほんわかとしたお姉ちゃん欲しいと思ってしまう良い作品ですので是非とも読んでみてください。
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