週刊少年ジャンプで連載中の『呪術廻戦』最新147話の感想です。
わかりずらかった死滅回游のルールを前回で整理できて、それぞれの当面の目標も決まっていよいよ本番かと思わせつつ今回は死罪を宣告されてしまった夜蛾学長とパンダの現状が描かれます。
音沙汰がなかったので心配していたのですが、果たして2人はどうなってしまったのでしょうか。
第147話の感想をネタバレ込みで紹介
日下部の感じていた夜蛾学長への恩義とは!
囚われの身になっていたパンダは担任の日下部によって救い出されます。
日下部先生って虎杖を抹殺する方につくとか言ってなかったっけと思ったのですが、夜蛾学長には個人的に恩があるからだそうです。
実は死んだ妹の息子を自立型の呪骸として蘇らせていた過去がありました。
夜蛾も言っている通りに死んだ本人じゃなくて記憶を持っている良く似た別物なんですが、それでも失ってしまったものに囚われている人を救うのには十分でした。
そういった呪骸たちを保護しているっぽい森には夜蛾を見送る呪骸が大勢いましたし、同じようなことは繰り返していそうです。
夜蛾の与えた呪いの言葉!
パンダを作ったことで目をつけられて幽閉されてしまっていた夜蛾ですが、たまたま偶然で造り方は知らないと主張しています。
使い方によっては兵隊を量産できる技術を上層部も欲しがっているようで、死罪に認定された夜蛾が助かる方法として交渉を持ちかけるほど。
その申し出は断ったようで一緒に来ていた楽巖寺学長に抹殺されてしまいます。
生存に安心していたらこんなことになるなんて……。
最後に楽巖寺学長に製造法を託した夜蛾。楽巖寺学長は秘密を保持しなくてはいけない側に回ってしまったので心の片隅に残り続けることでしょう。
死んでしまった夜蛾学長を抱えたまま号泣するパンダが悲しすぎます。
第147話の感想&次回の考察
生きていたと思った夜蛾学長ですが、責任を果たして退場してしまいました。
想定内の上で動いていたんでしょうけど悲しすぎる……。
建前では夏油と五条の共謀で渋谷事変を起こしたと考えられていることですが、最初から上層部にとっては目の上のタンコブだったのかもという印象です。
悪用しようと思えばできてしまいそうな技術を秘密にして守り切った夜蛾はあっぱれとしか言いようがありません。
次号は休載なので合併号も含めて2週空いてしまうことになります。
いよいよ死滅回游が本格的に始まっていくのかというところで待たされてしまうのは痛い。
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