約2ヶ月ぶりに本編の連載が再開した『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』第150話を読みました。
『アンボックス』編が始まる前に作者の泰先生は「フィクションですので、10話後には必ず日常であるハコヅメに戻ります」と予告されていたのですが、救いはあったものの傷跡も深く本当にそうなるのかなという疑念すら生まれてしまうほど。
今回のハコヅメはそんな不安を吹き飛ばしてくれるような話でした。
ついこの間まで真剣に正義とは何なのかを考えていたのと同じマンガとは思えないぐらいひどい(褒め言葉)
『ハコヅメ』第150話のあらすじに触れつつ感想
大事件の後のちょっとした事件
殺人・死体遺棄事件での疲れが祟ったのか歩けなくなってしまった川合を送ることになった源、山田と牧高の4名。
道中でひったくり被害にあった女の子と遭遇してしまうのですが、清楚と思いきや腐ってる感じのヤバい人だという。
その事情聴取中に始まる性癖披露大会もぶっ飛んでいてハコヅメが帰ってきたなという感じがしつつ、そんな気持ちを理解してしまうのが並大抵じゃありません。
彼女が買ったBL本の中身も概略は書いてあるのですが普通のスケールじゃないので中身がどうなっているのか想像がつきません。
濃密なのに展開がスピーディすぎるのが神がかりすぎて謎でしかない。
源の感謝と川合の……
無事に一件落着して宿舎の部屋まで川合を背負う源は感謝の気持ちを口にします。
確かにこれまでも源にも因縁のある大きな事件が語られてきて、川合は解決の手助けになっているんですよね。
これも普通なら恋愛フラグにでもなってしまいそうな場面なのですが、感動のシーンにならないのがハコヅメの面白いところ。
源の背中で奮闘する川合のモノローグが気になりすぎて大事な話をしているはずなのに頭に入ってこないという。
それでもアンボックスで職を辞してしまったカナに触れられる場面ではしんみりさせられてしまいます。
今回のを見る限り川合校長が気持ちに整理をつけないとアンボックスでの事件のことを生徒たちに話せないのは辞めてしまった仲間を引き止めようとすることすらできなかったからのよう。
長い間わだかまりとして残ってしまっているほど大切に思っていたんだなと思うと同時にどんな「何もなかったかのような日々」がこの先に待っているのか楽しみになります。
『ハコヅメ』第150話の感想まとめ
ただのひったくりから予想だにしない方向へ話を広げていく泰三子先生の構成力も結構鬼じゃないかなと思ってしまいます。
かなりの力技ですがアンボックスを読んだ人には安心できる普段の「ハコヅメ」で読み飛ばしてしまった人にも断片的に何があったのかの情報は分かりつつ自然に読み進めれる具合が絶妙でした。
時系列が分からないのですがこれが源の言う川合には”タップリお礼をしといた”話でカナ退職は近い将来だったりするのでしょうか。
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