『葬送のフリーレン』第47話の感想です。
前回は久しぶりに第一次試験を終えたフリーレンたちと他の参加者たちの意外な一面が垣間見える箸休め的なエピソードでした。
そのまま二次試験が始まるかと思いきや、今回も再び日常回で前回の話で出番のなかった参加者たちの登場するエピソードになっています。
葬送のフリーレン 第47話の感想
フェルン再び機嫌を損ねる!
前回、おいしいデザートを食べて機嫌を直したと思っていたフェルンでしたが、フリーレンが買い出し担当を寝坊してしまったせいで機嫌を損ねてしまいます。
怒って口を聞いてくれなくなるという機嫌の損ね方や治すための条件がおやつの要求だったり年相応な面があってかわいいです。
普段は面倒見が良いせいでオカンっぽく見える時もあるんですが……。
カンネとラヴィーネはお出かけに……
ラヴィーネと待ち合わせていたカンネ。やってきたラヴィーネは試験の時の態度からは想像がつかないようなおしとやかな格好をしています。
からかったカンネがマウントを取られてしまうのは変わりがなくて安心してしまいます。結構ガチにも見えますが多分コミュニケーションの一種なんじゃないでしょうか。
そんな二人はオヤツを買いに来たフリーレンたちと合流します。
帰り道ではシュタルクが逆ハーレム状態なんですが、それを楽しめるような度胸の持ち主ではないのが彼です。
ヴィアベルに依頼の仲間に引き込まれてしまって良かったのか悪かったのか。
それにしてもヤンキー全開って感じのヴィアベルは試験の時とキャラが違いすぎてびっくりします。
他人の人生を変えるということ
フリーレンがいなければ第二次試験まで進めなかったというラヴィーネとカンネからお礼を受け取るフリーレン。
大魔法使いの結界を解除して雨を降らせる荒技はフリーレンの桁違いの知識と能力があってこそですし、喧嘩をしながらもフリーレンからちゃんと信用してもらえたのは二人の性格があってこそです。
それもあってフリーレンは勇者ヒンメルから人助けをする理由を聞いた時のことを思い出していました。
ヒンメルは自分のことを覚えていてもらうために誰かの人生を変えてあげればいいとフリーレンに話します。
フリーレンの場合、例えラヴィーネやカンネがずっと覚えていても先に寿命がきてしまうのは二人なのかもしれませんがきっとそういうことじゃないです。
ゼンゼの試験
すっかり女子会の雰囲気になっているところに第二次試験の会場と日時を書いた封書をカラスっぽい鳥が届けにきています。
ゼンゼは試験の担当を過去4回しているようですが、今まで合格者は出ていません。
自称”ゲナウと違って平和主義者”らしいので死人が出るような試験内容ではないのかもしれませんが、同じ試験官のゲナウからは酷い試験内容だと言われてしまうほどなので性格の悪い試験なのは間違いありません。
それにしても同じく受け取った参加者たちの様子が描かれているのですが、ユーベルとラントがちゃっかり一緒にいるという。
詳細は分かりませんが、ラントが率先して他人との交流を深めたいと思う人物ではないのでユーベルがつきまとっているんじゃないでしょうか。
巨大な猪相手に放置されてしまったシュタルクは困惑しながらも勝ったようでした。
性格には難がありますが、シュタルクの戦士の腕は確かなんですよね。
冒頭とオチで重なる部分もあって面白かったです。
葬送のフリーレン 第47話の感想&次号の考察
次回からは第二次試験が開始しそうな感じ。
内容は不明ですがチーム戦だった一次試験とは違い個人戦の形になりそうですね。
第一次試験の時はフリーレンの正体は知られていませんでしたが、結界破りとかもあって第二次試験からは試験官からも参加者からもマークされてしまいそう。
この状況の変化は一対多数になってしまいそうな試験内容だったら不利に働いてしまいます。
それでもフリーレンやフェルンは跳ね除けて合格できるのか楽しみです。
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