週刊少年サンデーに連載中の葬送のフリーレン第33話の感想です。
今回はフリーレンの昔馴染みの老ドワーフが登場。なんとなく物事に無関心っぽく口数少なめのフリーレンですが、昔からの知り合いと絡んだのもあって今回はいつもより生き生きしているように感じました。
この記事ではそんな「葬送のフリーレン」33話のネタバレと感想&考察をまとめて紹介します。
葬送のフリーレン 第33話のあらすじ
熟練の老ドワーフの実力は⁉︎
勇者ヒンメルの死から29年が経過していた。
フリーレン一行は北川諸国のクラー地方を訪れていた。
300年と言われるドワーフの寿命よりも長く400年近く村を守ってきたという強いドワーフのフォル爺と会うためだ。
そしてフォル爺はフリーレンの長寿仲間で死ぬ前にゆっくり話をしてみたかったのだという。
たまにはこんな寄り道があっても良いかもというフェルンに冗談か本気かフリーレンは10年ぐらい滞在しようかと話すが1週間だけだとしっかり釘を刺されてしまう。
村にたどり着き一行はフォル爺と出会う。しかしフォル爺はボケが始まっていてフリーレンの名前を思い出せないほど……と思いきやフリーレンはボケた振りだと指摘する。
いつの間にかフォル爺は剣の鞘でシュタルクの足を引っ掛けていて、シュタルクはそのまま転倒してしまう。
戦闘での死因の多くは油断だと語るフォル爺は熟練の戦士の顔になる。
フリーレン一行を歓迎するフォル爺にシュタルクは剣の指南を受けることになった。
フォル爺が村を守る理由とは
村の宿屋で依頼の紹介を受けるフリーレン一行、小さな村のため引き受け手が居なくて困っていたらしい。
収穫の依頼をこなすフェルンたち、依頼主はフォル爺さんに友人がいた事に驚き、あんなに楽しそうに話しているところは初めて見たと言う。
普段は話も通じず、守り神として魔族や魔物から村を守っている理由もわからないというフォル爺。
滞在期間の一週間はあっという間に過ぎてしまう。
フォル爺がヒンメルたちを知る機会をくれたとフリーレンは今ではとても感謝していると告げた。
過去にヒンメルたちはフォル爺が村を守る理由を聞いていた。
昔した人間の妻との約束を守っているだけに過ぎないと話すフォル爺はあの女性とのことは自分の思い出だとそれ以上、詳しく語るつもりはなかった。
死者との約束をずっと守り続けていることを滑稽だと自嘲するフォル爺だったが、ヒンメルは頷きながらも約束を守ってくれていることを嬉しく思っているはずだと諭す。
偉大な勇者ヒンメルの記憶を連れて行ってやろうと申し出るフォル爺だったが、パーティにはアイゼンもフリーレンも居るとヒンメルには断られてしまった。
最終的にアイゼンもエルフほどは長く生きられないと固辞したため、その役目はフリーレンに託された。
その記憶を未来へ……
フォル爺の問いにヒンメルの顔も声も覚えていると答えるフリーレン、フォル爺の戦う理由と同じだとフリーレンは言うがフォル爺は大切な人の顔も声も眼差しも忘れてしまっていた。それでも大切なもののために村を守り続けていると言うフォル爺にフリーレンは冗談がうまいねと優しく微笑む。
話を変えてフリーレンたちの旅の目的地を聞くフォル爺にフリーレンは魂の眠る地、魔王城のあるところだと答える。
その行き先を聞いて、ついに魔王を倒しに行くのかと感慨深げなフォル爺だったが魔王は既に……。
言い淀んだフリーレンはフォル爺の記憶も未来に連れて行くと微笑んだ。
そんなフリーレンの言葉を聞いて悪くないとフォル爺も頷く。
翌朝、いよいよ村をたつフリーレンをフォル爺は見送っていた。
妻の夢を見たというフォル爺はお前にあったおかげかも満足そうに笑った。
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感想まとめ
果たしてフォル爺がボケたふりをしているのか、本当にボケてしまっているのか。もしかするとそれどころか……。
フリーレンはフォル爺の様子を見て、どこまで気がついていて何を思うのか。
そんな解釈が受け手に委ねられていて物語の余韻になっています。
ヒンメルから託されたイケメンポーズ集は要らないと思いますが、一見役に立たないような記憶でもちゃんと忘れずに覚えておくフリーレンは律儀ですね。
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