ジャンプSQ(スクエア)2019年5月号(4/4発売)のワールドトリガーの感想です。本編のネタバレを含みますので読みたくない人は注意してください。
前回のお話はこちらから
感想
今月号は単行本の話数調整のために、来月号は作者の胆嚢摘出手術のために1話掲載になってしまうそう。胆嚢摘出手術の方は体質的なもので予防のためとの事なのでひとまず安心はできそうです。
いつもの半分なのでページ数としては物足りない感がなくはないのですが、もしかしたらこのまま消滅してしまうのではと危機感を抱きながら2年間の休載からの復帰を待ち望んでいた事を考えると少しでも載っていてくれるのは有難い限りとも言えます。
更には不慮の事態で続きが永遠に読めなくなってしまうこともありますし、楽しみにしている身としては葦原先生にはご自愛願いたいです。
あえて触れませんでしたが、某作品で止むに止まれぬ事情で続きが読めなくなる辛い思いは本当にしたくないと痛感しました。あの作品の先生が生きている世界線に行けるのならば続きが読んでみたいけど叶いませんからね。
焼肉パーティVS二宮隊!?
次の対戦相手の強敵にバッタリと行きつけの焼肉屋で会ってしまった玉狛メンバー。もしや一触即発……と思いきや特にそんなことはありませんでした。
むしろ逆に女性が苦手の辻をからかって和気藹々としている……w
因みに逆に女性相手でも全然平気な修はあの母親の存在のおかげで鍛えられたのかもだとか。
それにしてもずっとギアラ(第四胃)を噛みきれなくてもぐもぐしている辻がなんだか可愛らしい。
話は自然に鳩原の事へと移っていくのですが、思ってたよりも他のメンバーも平気そうに話しているのが意外でした。
更には鳩原と比較して千佳が実は人が撃てなかったのを克服しているのではというツッコミも。確かに東の話だと鳩原が誤射した際には”吐いて寝込んでしまった”のと対照的に千佳はいつも通りな感じでご飯をもしゃもしゃ食べているという……。
休載前の話で冬島隊の当真も「その気になりゃ撃てる」と言ってましたし、千佳は打てるけど打たないだけっていうのがボーダーの中での共通見解になりつつあるような。
鳩原と違って”撃てる”という根拠としてはその時の当真の言葉がだいぶ詳しい感じです。後はキッカケがあれば……と言う所での誤射だったので本当に撃てるようになっていてもおかしくないような気がします。
また脅威として挙げられたのがヒュースと遊真の二枚看板になったアタッカー陣。修はトリオン量が低すぎて嫌がらせでアシストするしかないので軽視されてしまうのも仕方ないのかもしれません。
思えば逃げるのが上手くなっていたとは言え、前節も修はボーナスポイントとばかりに積極的に狙われてました。
ヒュースの素性を知っていたり、バイパーをアステロイドに偽装していたのがキッチリバレていたり次戦の一番の強敵はやっぱり二宮隊になりそうです。
それにしても最後の修の質問に対しての二宮の答え……オシャレ返答なのかもしれませんがある意味通じていないような気も。修としては答えは得られたようなので問題ないと言えばないんですが。
VS二宮隊対策会議
玉狛支部に集まって次戦の相談をする三雲隊のメンバー達、千佳のシールドトリガーで防御してヒュースが背後から狙撃する作戦は鈴鳴第1の新陣形によく似ていますね。
二人ともトリオン量が並外れて高いので可能になる作戦ですが、千佳を前線から避けさせていた修がどう判断するのかが気になります。
結局のところ上手くいけばいいけど、そうとも限らないという事で二手に分かれて他の案も考える事になりました。
ここでヒュースからも千佳が実は撃てるのではないかという疑惑が浮上します。どうしてヒュースがそう判断したのかはわかりませんが、これだけ繰り返されると次戦で普通に撃って度肝を抜く流れになっていくのかなという予感もしてきます。
鉛弾の狙撃か普通に撃ったのか相手に二択を迫れるようになると強いのですが……。
次回もまた1話掲載のようですが、この答え合わせも含めてどうなっていくのか期待が膨らみます。
コメント