ジャンプSQ(スクエア)2019年4月号(3/4発売)のワールドトリガーの感想です。本編のネタバレを含みますので読みたくない人は注意してください。
前回のお話はこちらから
感想
胸に突っかかるモヤモヤの正体とは!?
戦いが終わった玉狛第2部隊でしたが、ヒュースと遊真は個人ランク戦で経験を積みに、千佳は出穂と約束とそれぞれやりたいことがあるみたいでこの場は解散となりました。
宇佐美と一緒に廊下を歩いている修でしたが、出発前から感じていた「イヤな予感」に関して突っ込まれます。
4人部隊に増員するデメリットは以前語られた事がありましたが、今回の戦いで遊真とヒュースのコンビネーションは抜群でしたし、修とヒュースも意見は割れた部分もありますが丸く収まりました。
千佳も誤爆してしまいましたが、2発目も使っているので間違えて相手を倒してしまった事に対する影響は少なそうな感じです。
そんな時に菊地原から修へメッセージが届きますが、「今回キミ空気だったね」って誰もが思ったところでオブラートに包んで明言は避けてきたような事をズバッと言ってくれる辺り流石の毒舌っぷりです。
そんな菊地原に対して修は相手がヒュースのエスクードを警戒してくれれば今回は活きなかった今までの玉狛の戦法が再び刺さるタイミングもあるのではないかと返答します。
その言葉を見て「わかってんじゃん」との菊地原ですが、やっぱりちょっと言い方はひどい気がするもののアドバイスするつもりだったんだなと中々良い奴です。
そんな菊地原が何やらC級隊員たちの井戸端話に何やら気がついて耳を止めました。
今度は風間隊の歌川が宇佐美に「新メンバーの素性」に関して確認の電話が掛かってきますどうやらC級の間でヒュースがネイバーではないかという噂話が流れているようです。
ネイバーってだけなら兎も角としてヒュースの場合は大規模侵攻を行なって街に被害を与えた敵の一人でもあるので素性がバレてしまうとヤバイ事この上ないですね。
どうやら修が試合前から感じていた不安の正体はヒュースが目立ちすぎるせいでそういう危険性がある事だったようです。
ですが修も考えていた通り、目立たせないように動いていたら大量得点を取るのは難しかったはずでそうなると遠征にいく条件を満たすのが厳しくなってしまいます。だから迅はそう言う考えにいかないように釘を刺していたんですね。
急ぎ林藤支部長へと連絡を取った修は根付のいるメディア対策室へ。そこにはもちろん根付と共に東の姿もありました。どうやら修が来る前に既に話は進んでいたようです。
組織が慌てて否定してしまえば逆に認めることにもなりかねないので、今回は信憑性野田赤いもっともらしい嘘をついて誤魔化すようです。
あとは本当の事に気がついている人間への口裏合わせも必要としているようですが、実は林藤支部長の計らいでクローニンの素性を知っている人は名前を見たら直ぐにその事がわかるようになっていたようです。
そういえば修がここに来るきっかけになった連絡をくれた歌川もヒュースの素性には気がついているようでしたしね。
東は千佳の心配を……何故!?
処理のため根付はその場を去り、残された東と修でしたが東は対戦相手とはいえ誤って巻き込んでしまった千佳の事を心配していました。
どうやら先例として似たような境遇で元隊員の鳩原が誤射してしまった際は大変だったようです。
そして東は玉狛が点数的に二位以内に上がるのは無理なんじゃないかと思っていたが、可能性のあるところまで来るとはと感慨深げ。
前回の影浦隊の話からそんな感じでしたが、B級部隊全部が玉狛と同じ条件で遠征に行ける可能性が……と言う事で通達が来ていたんですね。
そして帰ってきた修がその話をして一安心、どうやら千佳の友人の出穂が聞いてきたところによると最初は軽い冗談の流れだったのが実際に見たと言う人間が出てきた事で火がついたようです。
最も本当に見たかと言うと怪しいところで出任せ言ってるだけなんじゃないかと指摘されてしまうんですが……。
それにしても隊員の友人だからか玉狛と親しかったとはいえ部外者の出穂がヒュースの正体を知っている事には驚きです。
とりあえず根付たちの裏工作に当事者として協力して噂の問題は落ち着いたとして、話題は最終戦の対戦相手へと。
どうやら二宮隊と生駒隊、弓場隊との戦いになるようです。前回のRound7が知った顔とのリベンジマッチだったりライバル対決だったりしたところで今回は新顔の弓場隊が居ますね。どんな戦い方をするんでしょうか……?
ヒュースの噂はなんとかもみ消したところで、その晩は小南が奢ってくれるとのことで焼肉へと赴きます。
あまり高いものは頼まないようにとのことですが元ネタが元ネタだけに高級そうなイメージしかありません。
そして席へ向かうと次の対戦相手である二宮隊とバッタリ……。なんだか何かが起こりそうな予感!?
コメント