こんにちは。年末年始の映画ラッシュを楽しんでいるブロガーのかなめ(@kanalog_kousin)です。
今日は期待の新作映画、劇場版『呪術廻戦0』を鑑賞してきました。
客の入りは3割強でしたが、3スクリーンの上映で平日なのを考えると滑り出しとしては上々なんじゃないでしょうか。手の空いていた劇場スタッフに話を聞いてみたところ「思っていたほどじゃなかった。今日は平和ですね」とのお言葉をいただきました。
リピーターの状況次第ですが、さすがに昨年の『鬼滅の刃 無限列車編』を超えるのは難しそうな印象です。
結論を言ってしまえば原作を読んだことがある人でも充分に楽しめる映画になっていたと思います。むしろ原作を知っているからこそニヤリとしてしまうようなシーンも多数あり、追加の入場特典がどうなるか分かりませんが呪術廻戦第0.5巻が配られているうちに見に行って損はありません。
劇場版「呪術廻戦0』の詳細データ
『呪術廻戦0』
上映時間105分
原作 | 芥見下々 |
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監督 | 朴性厚 |
脚本 | 瀬古浩司 |
副監督 | 梅本唯 |
美術監督 | 東潤一 |
色彩設計 | 鎌田千賀子 |
CGIプロデューサー | 淡輪雄介 |
3DCGディレクター | 木村謙太郎 |
撮影監督 | 伊藤哲平 |
編集 | 柳圭介 |
音楽 | 堤博明・照井順政・桶狭間ありさ |
音響監督 | 藤田亜紀子 |
アニメーションプロデューサー | 瀬下恵介 |
アニメーション制作 | MAPPA |
乙骨憂太 | 緒方恵美 |
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折本里香 | 花澤香菜 |
禪院真希 | 小松未可子 |
狗巻棘 | 内山昂輝 |
パンダ | 関智一 |
五条悟 | 中村悠一 |
夏油傑 | 櫻井孝宏 |
劇場版『呪術廻戦0』の感想
基本的な流れは原作を踏襲
当たり前かも知れませんが、基本的な流れとしては原作『呪術廻戦0東京都立呪術高等専門学校』との違いはありません。特級過呪怨霊・折本里香に取り憑かれた高校1年の乙骨憂太を中心にTVシリーズより1年前に起こった出来事が描かれています。
ざっくり説明すると乙骨入学から小学校での事件、狗巻とのショッピングセンターの任務に挑戦してから百鬼夜行の流れ。メインはTVシリーズを踏まえてボリュームアップしたクリスマスイブに起きた百鬼夜行の事件です。
どうしてもエヴァンゲリオンの碇シンジを連想してしまいそうな緒方恵美さんの乙骨の声も意外とハマっていて終盤はそんなに気になりませんでした。
あと1年生時代の真希パイセンが意外とかわいかった。TVシリーズではクールで落ち着いた雰囲気ですが、この頃はまだパンダに振り回されてしまうことが多くなっています。4人組が仲良さそうにしているのがなんというか微笑ましい。
百鬼夜行は総力戦
終盤の百鬼夜行のシーンでは、原作では登場していなかった七海建人や冥冥、猪野琢真といった呪術師たちが登場して激闘を繰り広げます。アニメの時期では2年生の担任をしている日下部篤也が初登場をしていることでしょう。
原作での初登場は確か渋谷事変(ハロウィン決戦)だったと思うのですが、続きの話もアニメ化される可能性に期待しちゃって良いんでしょうか。他にも原作から逆輸入したようなシーンがちらほらありました。
日下部以外にも京都勢や東京での呪術師での大活躍、七海は4連続黒閃などアクション面で見どころが多いので一時たりとも目が離せません。
ちなみに劣勢ながらもミゲルが頑張ってました。さすがファンブックでミゲルの新情報があれば教えてくださいという質問に「強い」と芥見先生が答えられるだけはあるなと思います。
百鬼夜行を失敗した夏油傑は五条に殺害されたはずですが、TVシリーズでは復活している理由がアニメ勢は気になってしかたないんじゃないでしょうか。
エンディングのスタッフロールの後にも注目
よく洋画などでスタッフロールの後に用意されているポストクレジットシーンが呪術廻戦0には用意されています。気になる人はスタッフロールでうっかり帰らないように注意してください。
ポストクレジットシーンは海外にて呪具を捜索する乙骨とミゲルのもとを五条が訪れるシーンです。食べているシーンなのは洋画のポストクレジットシーンにそういう場面がよく登場するオマージュでしょうか。
五条がもし自分の身に何かあった時に虎杖のことを守ってくれるように乙骨へ頼みに来た時の出来事だと思われます。
乙骨の再登場は渋谷事変の終結後なのでアニメで意味がわかるのは当分先になると思いますが、このシーンをあえて挟んできたということはアニメも渋谷事変や死滅回游まで続ける含みを持たせているんじゃないかなと期待しています。
まとめ:呪術廻戦第2期を見据えた作り
今のところ発表はありませんが、アニメ2期など続編を見据えた作りになっているように感じました。原作では後に出てくる日下部の登場など最たるものじゃないでしょうか。他にも今後の展開を示唆するようなシーンやセリフが多く登場するので、個人的にはこれで当確になったかなという印象です。
アクションシーンや音響は「これぞ劇場版」といった感じでよく動くし印象的なので、それだけでも見に行く価値は十分にあります。
原作ファンでも楽しめるような再構成された劇場版『呪術廻戦0』はおすすめなので是非とも劇場でチェックしてみてください。
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