今週の感想に入る前におさらいになっちゃうのですが、偽夏油によって五条先生が獄門彊の中に封印されてしまってこのままじゃ呪術界がヤバいことになるかもっていうのが現在の話。
五条先生も好きなのでこういう形になってしまったのは残念ですが、それ以上にここからの展開に対するワクワクの方が大きいです。
なぜなら五条先生が封印されてしまう説の有力な根拠にもなっていた様に彼が強すぎるが故に扱いすぎるキャラクターだから。
過去編でのナナミンよろしく「もうあの人が一人居ればいいんじゃないですかね?」ってなってしまうのが正直なところなんですよね。京都高専と東京高専の生徒たちが協力しても呪力を削るのがやっとだった花御を容易く祓ってしまう時点でパワーバランスなんてあったもんじゃない
そんな五条先生が居なくなって、でも囚われたままにして置くわけにもいかないっていうので一年生トリオの活躍も見れそうとなると期待しない訳には行きません。
そんな期待も膨らむ今回の話をじっくりと見ていきましょう。
呪術廻戦 第91話「渋谷事変⑩」
渋谷の状況が正直ヤバいなんてもんじゃない
せっかく獄門彊に五条先生を封印するも急に箱が重くなってしまったせいで夏油たちはその場に亜足止めされてしまう羽目になってしまいます。
どうやら封印しようとしたのは良いけど五条先生の情報量が大きすぎて処理落ちしてしまってるっぽい。無下限をはじめとして五条先生の能力は把握しきれないほど膨大なものが多いので最悪の場合には永遠に終わらないのではという懸念もあります。
そこにつけ込めればチャンスなのですが帳の外でも夏油陣営が暗躍している様で伊地知さんが後ろから手の形をした剣でグサグサと刺されてしまうという……。
GIGA版高専の頃から登場している人物ですし生きていて欲しいですが丁度よく高専陣営の術師でも通りがからない限り救助に入るのも難しそうなのでどうなることやら。
補助監督=背広狙いには納得ですがその条件では一般人のサラリーマンも巻き込まれてしまいます。しかし考えとして非術師は死すべしというのは本物の夏油と変わり無い様ですし気にしていないのでしょう。
呪術師側も一致団結して反撃開始!
駅を脱出した虎杖は七海が来ている事を思い出しビルの屋上から大声で五条先生が封印されてしまった事を連絡します。
ナナミンという渾名を聞いた七海班の目線が冷ややかだったりするのが絶妙すぎてなんとも言えません。しかし情報を聞いて的確に行動を修正できる辺りベテランの強みを発揮していますね。
待機を解除して総力を結集して事態の終結にあたりそうなので動きのなかった新キャラたちや冥々などの活躍も楽しみです。
そんな状況は夏油たちも分かっているのですが、なんとしてでも弟たちの仇を取りたい腸相と宿儺を生み出す事を優先する漏瑚の思惑が激突。それを宥めようとする真人も今の戦力でも十分に勝算はあるはずとして邪悪な笑みで虎杖抹殺を希望します。
明治神宮では残念ながらニアミスに終わってしまった因縁の対決でしたが、決着は相応しい大舞台という事で果たされそうな動きを見せています。
楽しみになる直接対決ですが虎杖を殺したい腸相と真人を祓いたい虎杖の因縁が交錯して一筋縄ではいかなそう。最後に微笑むのは一体誰になるのか早く見てみたくなってしまいますね。
まとめ:新たな動きは見せるも……
五条封印という山場をこえて次の山へとじっくり動き出した感がある今回の話。正直に言って仕舞えば箸休めな印象も強いです。
そんな中でも犠牲になってしまった伊地知さんの生死や因縁の対決が予兆を見せていたりなど木になる要素はてんこ盛りになっています。
これまで後手に回ってきた高専サイドがようやく手にした敵を一網打尽にするチャンスですがその行方はどうなっていく事でしょうか。
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