今週の呪術廻戦を読了しました。先週の巻末予告にあった大発表は予想通りのTVアニメ化でした。
併せて紹介された一年生トリオの声優がこちら
伏黒恵:内田雄馬
釘崎野薔薇:瀬戸麻沙美
キャスト勢と芥見先生はジャンプフェスタでのステージにも登壇するので、その辺りの関係もあって先行して発表となったのでしょうか。とりあえず第一報では制作が決定した情報がメイン。制作会社やスタッフ、放送時期がいつ頃になるかなど詳細は未だ明らかになっていないので、それらがステージで発表される事を期待して待つとしましょう。鬼滅の刃ぐらい本気のメンツだと嬉しいんですけど……。
本編は徹底的に動きづらい様に縛られてしまっている割に余裕の五条先生がどうやって反撃をしていくのか気になるところでしたが、ある意味では納得の結果でありそう来るかと思う面もあったりと楽しめました。
呪術廻戦 第85話「渋谷事変③」
意外に余裕がある五条先生の決め手とは……⁉︎
特級たちが無下限を回避する術を身につけていた上に領域展開や術式反転も封じられてしまった五条がこの程度で僕を倒せると思ったなんて笑えると余裕を見せて花御を祓う宣言をしたのが前回のラスト。
圧倒的に呪霊側が有利になる様に仕組まれている状況で虚勢か秘策でもなければ大口を叩けないはず……。一体何を隠しているのだろうかと思ったのですが、その理由が気になっていたのですが普通に気にしないほど強かっただけだと言う。
ここまで仕組んでおきながら夏油が特級たちに指示したのが時間稼ぎだったりしておかしいなとは思ったんですが、そこまでしても倒せないからだったんですね……。
殴り合いのフィジカル面にせよ、駆け引きの面にせよ花御たちよりも五条の方が圧倒的に上回っていました。宣言からの違う相手の腕をへし折りや無下限の術式をワザと解除してみせての相手の隙を誘うフェイントなど相手を侮っている訳でもない本気っぷり。漏瑚が「貴様は何を持ち得ないのだ」と驚いてしまうのも頷けます。
巻末コメントによると五条が持ち得ないのは”多分性格”なのだとか。つまり逆に言えば才能やら血統やら戦闘の強さに関わってくる諸々は全て持ち合わせていると言う事で……むしろ夏油はどうやって最強を封印しようというのか、実際にそんな事ができるのか不思議に思えてきます。
弱点の木を引っこ抜かれてしまった花御は強化した五条の呪力の圧に押し潰されてしまって死亡。察した漏瑚が五条の目を引こうとする行動や全てが終わってしまった時の絶望顔など呪霊たちにも仲間意識が垣間みられ、五条と特級のどっちの方が悪役なんだかという気にさせられてしまいます(笑)
壊相と血塗の時も同じ事を思ったりしたので善悪が一元化されていない様に感じるのはこの漫画の持ち味かも知れません。
腸相にとっては弟たちの仇でもない五条と戦う理由は義理でしかありませんし、五条としてもそれほど本気でない彼は一旦眼中にない様子。漏瑚との一騎討ちに近い形になりそうですが、先走って五条と対戦した際にはボコボコにされているんですよね。
果たして彼は約束の時間を稼げるんでしょうか……。
虎杖の前には真人の影が……
明治神宮に別口で現れた帳を調査しに訪れた冥冥班。渋谷と同じ一般人を閉じ込める帳の内側には術師を入れない帳が仕組まれているのだとか。目的はわかりませんがシャットダウンしてしまうということはそこに何やら触れられてはいけないものを隠してる?
内部には改造されたと思われる人間の姿が……真人の手駒なのは間違い無いんですが虎杖との因縁の再戦となるんでしょうか。呪力のコントロールが不完全だった初戦と違い”ベストフレンド”東堂との修行とも思える戦いを経て黒閃という切り札を手に入れた虎杖。真人も力をつけているようですがあの頃とは違うというのを見せつけてやる事は出来るのでしょうか。
まとめ
流石は本作中で最強と名高い五条先生。もうこの人だけで良いんじゃないですかね……と漏らしてしまうのも分かるほどの最強っぷりを見せてくれました。
何も出来ないからピンチかと思いきや、特に何もしなくても相手陣営では幹部クラスの特級を圧倒するほど強いとは思いもしませんでした。
術師とは言えあくまでも人間だから手加減していたのかも知れませんが0巻(都立呪術高専)でこの人を最後まで凌いだミゲルってどれだけなんだ……。
一旦そんな五条サイドの話は区切りをつけ、次回は虎杖たち冥冥班の視点に移りそう。もしかしたら他のチームの前にも魔の手が迫っていたりするのかも。
虎杖とは因縁の深い真人の存在が示唆されているだけに再戦が望まれるところです。花御と同様、倒したかと思ったら逃げ延びていた真人も大概出番が多いというか、悪い言い方をしてしまえばしつこい相手。ここで決着をつけてくれると良いんですが……。
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