夏油たちから逃げ延びる為に真人との激戦を繰り広げるメカ丸。京都校の仲間たちとの再会を願う彼は奥の手で真人を追い詰めますが、後一歩のところで領域を展開され文字通り手中に収められてしまいました。
夏油たちの一味が決起しようとしているハロウィンまで後わずかな時間しか残されていない状況で無事にメカ丸が情報を持ってきてくれるのか、それとも……という分岐が大きな差になりそうな展開となっていて、いわゆる死亡フラグがバリバリに立ってしまっているメカ丸が真人との戦いを切り抜けて生存できるのかどうか注目になっています。
死闘を繰り広げている最中のメカ丸は生き残る事ができるのか、今回の話を詳しく見て行こうかと思います。
呪術廻戦 第82話「宵祭り-参-」
崩れ落ちるメカ丸!領域展開の対策は……⁉︎
真人が”無為転変”を展開した事で膝をつく巨大メカ丸。そんな彼に自信満々の様子で真人は一方的な会話をしています。
そういうキャラだとは言え流石に舐めプがすぎるかと思ったのですが、やはりメカ丸から逆襲をくらってしまいます。
そんなメカ丸の奥の手とは実は三輪の”シン・陰流”簡易領域を収めたもの。領域展開ができない術師が領域に対抗する為に生まれたのが簡易領域だったようです。
交流戦でお披露目されるも、フィジカルゴリラな真希の前にあっさり破られてしまった術がこんな所で役に立つことになるとは思いもしませんでした。
致命傷を食らった真人は破裂し勝どきを上げるメカ丸。勝って皆の元へ戻れると意気込む彼でしたが、そんな瞬間を死んだはずの真人が襲撃。
メカ丸のコックピットに巨大な拳を叩き込む異形の真人の歪んだ笑顔が最高に気持ち悪い所です。メカ丸は直接真人へ簡易領域を叩き込もうとしますが……。
ハッキリとその瞬間を描写されていないのでどうなってしまったのかは想像に任せる所となっていますが、少なくてもメカ丸が放った渾身の一撃は真人に止めを刺すには至らず、その願いが叶うことは有り得ないであろう事だけは確かになっています。
京都校に残されている回線を切ったメカ丸に向かって「もっと仲良くなりたい」と話す三輪の想いもあって、こうなる事がほぼ分かっていたとは言え物悲しさを感じます。
裏切り者の始末と嘱託式の”帳”も調整を終え夏油たちの陣営は準備が万端、という所で運命のハロウィンを迎えます。
まとめ
やっぱりというかメカ丸はその思いを果たせずに最期の時を迎えてしまいました。その身に情状酌量の余地がありそうな理由があったとは言え、この結末は彼にとっては因果応報なのではないでしょうか。
そして迎えた夏油たちが決起をするというハロウィンの日。メタ的にも現在の所では彼ら以上の悪役は見当たらず物語も半ばだろうとして不安材料が大きくなっています。
本当に夏油の思い通りに五条は封印されてしまうのか気になる所ですが、便利すぎる反面で人気キャラの喪失は物語に痛手となってしまいそう。その結論はこれから展開されるであろう一大決戦に託されそうです。乙骨や秤といった名前だけ出ているけど未登場のメンバーたちがお誂え向きとも言える舞台に活躍する機会は果たして巡ってくるのか。
大きな分岐点となっていきそうな次なる新章の展開に期待しています。
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