春場ねぎ先生の『五等分の花嫁』の週刊少年マガジン51号(11/21発売号)に掲載されている第62話の感想です。
本誌のネタバレがありますので読みたくない方は注意してください。
前話”第62話『スクランブルエッグ 1』”の感想はこちらから
第61話『スクランブルエッグ 3』
五月を探せ!その前に立ちはだかるのは……
五月から関係解消宣言をされてしまった風太郎はなんとか五つ子たちの祖父から逃れ、彼女を探しています。祖父との関係がなんか結構ヤバげな状態だった気がするけど、さらっと流されてしまった。
五月を見つけた風太郎がその後を追おうとするが、その前に次に立ちはだかったのは彼女たちの父だった。
赤点から回避させてくれた恩はあるものの、それとは別に夜中に娘の部屋に男を入れてやると思うか問われてタジタジの風太郎。
中野父にはもっともらしいこと言いつつもあんた最初から入れてやるつもりなかっただろうに……と突っ込みたくなります。多分、昼間でも何かしら難癖をつけて追い返しているはず。
携帯の電池も切れているため、電話で連絡を取るというわけにもいかずに詰んでしまいます。
もしもの時の充電器を持っているほど用心深くなかったのがミスな気がする。
五月が告げた衝撃の言葉は……
次の日の朝、風太郎を起こすらいはでしたがどうしても起きるつもりはなさそうです。
しかし、実は起こしに来た理由が五月かららいはに電話がかかってきていた為でそれには風太郎もたまらず慌てて飛び起きます。
電話口の五月に昨日のことを問い質す風太郎でしたが、逆にどうして中庭に来てくれなかったのか質問されてしまい……。
前回の話で五月が都合よくワープしていたので、もしかしたらと思ったんですが風太郎は他の姉妹たちに誘導されていたらしい。
改めて話をしようと風太郎はとある場所を提案します。
偽五月の正体は一体誰!?
昨夜あった話を五月に打ち明ける風太郎。五月もそんな事ができるのは姉妹の中の誰かだと認めています。
誰が一体どんな理由でそんなことをしたのか更に考えようとしているところでしたが、お風呂場に二乃が乱入してきます。
しかし、話している五月以外の五つ子の中の誰かだとはわかっていながら顔だけでは誰か分からない風太郎はそのまま質問をしてしまいます。怒って彼女は風太郎にタライをぶつけて出て行ってしまいますが……扉の向こう側で恥ずかしがっている二乃が可愛すぎる。
見分ける事ができない風太郎に自分たちの間ではできているし、風太郎も愛さえあればできるはずだと無茶苦茶な理屈を披露します。
五月の感じていた疑問
五月が風太郎に聞きたかった事とは一花も二乃も三玖も四葉も春休みに入ってからどこか変なのでそれに関して何か知らないか聞きたかったらしい。
他の三人は風太郎を巡る戦いに参戦済なのでわかるんですが、四葉もか……。
風太郎はそんな”どうして?”よりも偽五月が誰なのかが分からない限り、休み明けから家庭教師を再開した時に支障が出てしまう為にそちらの解決が優先の様子。
この二つって別の問題に見えて根本的には同じものだったりするかと思うんですが、その可能性には思い浮かばないようです。
五月からしたらそんな偽五月に共感できるところもあると話します。驚く風太郎でしたが”ビジネス関係的なパートナーではなく既に友人だから”というのがその理由のようです。
異性として友人よりも更に上の関係になろうとしている姉妹がいる事がこの騒動の発端な気がするんですが……。
それに他ならぬ五月も結構とんでも無いことをしているような。
風太郎への挑戦状
五月の協力を得て五つ子たちの借りている部屋までたどり着いた風太郎でしたが、そこに待ち受けていたのは五月……の格好をした他の姉妹たち。
何と無く分かりそうだけど誰が誰なのか本当にわからない。
風太郎もなんですが、二乃から再び誰が誰なのか当ててみるゲームに挑戦しろとの宣言が……。
果たして風太郎は正解する事ができるんでしょうか。
まとめ
期末試験を終えて五つ子たちと風太郎の関係に大分変化があったようで五月と風太郎はそれに気がついていません。
それを聞き出す為には他の姉妹たちからしっかり話を聞き直さないといけない気がするんですが、姉妹当てゲームをクリアしないと実現できなさそうです。
単に見ただけで見分けは付けにくいんですが風太郎はしっかり達成できるんでしょうか。
何やら分かりやすい注目ポイントがあれば良いんですが……。
この事件を解決し、個人に対して目がいくようになっていくのがこの話の肝なんでしょうか。
これを通してまた変わっていきそうな人間関係がどうなっていくのか楽しみです。
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