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五つ子の暗黒時代へ、思ったよりも闇が深すぎる……〜五等分の花嫁 第88話「私とある男子1」感想

春場ねぎ先生の『五等分の花嫁』の週刊少年マガジン2019年27号(6/5発売号)に掲載されている第88話の感想です。 本誌のネタバレがありますので読みたくない方は注意してください。 前話”第87話『私と姉妹1』”の感想はこちらから

第88話「私とある男子1」

六年前の修学旅行と大切な”約束”

清水寺を訪れた風太郎ですが、四葉のことを邪険にしながらもなんだかまんざらでもない様子。後のフータローの発言からして楽しかった思い出なのは間違いないですし、恥ずかしがってただけなんじゃないでしょうか。

気がついたら辺りは真っ暗に……とりあえずバスに乗ろうとしましたが、四葉はお守りのせいで金欠になってしまっています。風太郎の手持ちも心許ないため肩代わりすることもできず。

そう宣言しておいて全財産をお賽銭へ投入……風太郎も一文無しになってしまいます。

四葉からしてみたらその様子が”面白い子”だったらしいのですが、大変な相手と同じ状態、同じ目線に立って寄り添ってあげられる優しさは当時やんちゃだったとはいえフータローらしいなという気がします。

四葉の苦労話と願い事を聞いて感心する風太郎。そして二人は”四葉は母親のために、風太郎は妹のために一生懸命勉強しよう!”と約束します。

何から何まで今のフータローの原動力になっているんだなぁと思うと”写真の子”がフータローに与えた影響力の凄さがわかりますね。

 

一花の行動で四葉に闇が生まれる……

最終的に迷子の四葉と風太郎は四葉を探しに来たマルオに助けられたようです。

その日の夜、二乃と風太郎の話をしながら旅館の廊下を歩いていた四葉ですが知っての通り風太郎は相手が”五つ子のそっくりさん”とは知らずに別人である一花と七並べを楽しんでいた訳で……終わった後なのか談笑する一花と風太郎を目撃してしまいます。

「スクランブルエッグ(家族旅行)」にて屋根の上で一花へ”この時の事”らしき話をしていた時は割とあっけらかんとしていた気がしたのですが実のところはかなりショックを受けていたようです。その結果として他の姉妹たちと見分けがつくようにうさ耳リボンをつけることになる程なのでどの程度なのかは計り知れるでしょう。

後日、別な旅行に家族で出かけたのか船の上で零奈(母)に悲痛に訴えかける四葉もこのせいなのか……「他の姉妹との違い」をこんな形で表すことになるなんて思いもよりませんでした。

そんな四葉に”大切なのはどこにいるかではなくて五人でいること”と残した零奈(母)でしたが、この答えの行き着く先が七回戦の裏で語られた「私たちは敵じゃない」などに繋がっていくのかもしれませんね。

零奈(母)の死と五月の闇

程なくして知っての通りなのですが零奈(母)は死去してしまいます。特に五月はショックだったのか「私がお母さんになる」と呟きます。この問題の根は深くてこれからずっと五月は母の亡霊に囚われて生きていってしまうんですよね……。

なんだか辛い話ですが「最後の試験」で”自分は母ではないけど母親と同じ道を目指そうと思う”ようになり、現状として解決しているように思えるのが救いなんじゃないでしょうか。

 

また五つ子たちは”お爺さんも大変で引き取り手がどうなるかわからない”ためにバラバラになってしまうのではないかと心配しています。それもまた船上での零奈(母)の言葉に繋がっていて例えバラバラになってしまったとしても五人の絆を忘れないようにという事なんでしょうとは思うのですが……。

この一件はマルオが引受先になって五人まとめて面倒を見ることで解決します。ところでマルオって五つ子の義父で中野家の入り婿になっていると思っていたんですが、いつの間に結婚していたんでしょうか?

六年前の話に関してマルオの視点から語られることがあるのかちょっと気になります。

しかし中学生となり母の死や四葉が”違い”を意識し始めたせいもあってか五つ子は徐々にバラバラになっていきます。

まとめ

今回の話では六年前の修学旅行の日をキッカケにすれ違い始めてしまった五つ子たちが描かれていました。

なんだか見ていられない話ですが現在から見て過去なので”何か”をキッカケに再び絆を取り戻すのは明らかなので安心して見ていられる部分もあり……。

この辺りは母親を失って心に深い傷を負ってしまう五月の下にも通じるところがありますね。結果ありきじゃないと痛々しすぎる。

しかし、悪い意味でも結果ありきなので高校一年生での失敗からの全員が転校という悲劇が四葉に待ち構えているのもわかってしまっている部分なので次回も五つ子には苦難の展開が待ち構えているだろうことを覚悟しておく必要がありそうです。

気になっているのがやはりこのシリーズのメインである四葉のこと。現状ではまだ自分が”写真の子”である事を伏せておく理由がわかりません。

そして現在は肩あたりで揃えているはずの髪の毛がまだ切られていない事も気になります。髪は女の命と言われる事もあるぐらい大切なもの、それをバッサリと切ってしまう理由でよくありそうなのだと失恋とかがよく挙げられるような印象ですし、何かが原因で風太郎への思いを断ち切ってしまったためにだったりとかするんでしょうか。

次回も楽しみなような前述の通り平穏無事にいかないのはわかっているので怖いようなといった感じです。

 

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