ジャンプSQ2018年11月号(10/4発売)に掲載の憂国のモリアーティ第26話「The Phantom of Whitechapel Act.3」の感想です。本誌のネタバレがありますので未読の方はご注意ください。
前回の第26話の感想はこちらから。
犯人一味が集まったところを一網打尽にする作戦を決行するために無茶な陽動をすることになったジャックだったが、要求された時間は現役時代でも逃げきれなかったほどの長時間で……無事に市民を殺さずというハンデ付きで逃げ切ってウィリアムの要求に応えることができるのか!?
逃走を続けるジャックでしたが、うまく峰打ちしたり、逃げすぎてしまったりしながらなんとか逃げ切って大通りに辿り着きます。
市民たちや市警も黙っているわけがなく猟銃で応戦したりするのですが、その手から弾き飛ばされてしまう……。実はボンドを観測手にしてモランが遠方から狙撃していた!
結構遠くから狙撃している気がするんですが、この正確さって流石にウィリアムが認めた仲間だということなんでしょうか。製作者のヘルダー曰く試作品の空気銃で力が足りなくて殺傷能力のないゴム弾の使用しかできないのだとか。
今度こそ壊さないように念を押すヘルダーでしたが……あかん、これフラグや(笑)
モランとボンドだけでなく、フレッドも灯りで誘導を行い的確に逃げれる経路を案内していた。
そう一人だけでは逃げきれない逃亡劇を成功させるために全員一致で協力して事に当っていたのだ。
半刻が過ぎて徐々に身体が重くなって来たジャックでしたが、その前に到着した市警の秘密兵器『ガトリングガン』!
いくらコートが防弾仕様だと言っても、そんなもので打たれたらひとたまりもない。鐘楼を落として妨害しようとするも足止めにもならずに失敗。そしてやっぱり駄目だっていうのに実弾をぶっ放して壊してるし……。
どうにかしないといけないがガトリング砲を暴発させるのに正面に入り込むわけにもいかない。跳弾で狙うしかないがそんな射線を描くのも難しいと話すモランだったが、ボンドには作戦があるようで……。
蹴り上げたコインに銃弾を命中させ、ガトリング砲の砲身に叩き込むという荒技でガトリング砲を破壊。仲間入りの時はいがみ合ってましたが銀行強盗での一件を機に良いコンビになりました。
ジャックはフレッドと交代しジャックは離脱。約束の一時間を稼いだジャックのおかげで犯人の一味は大集合していた。
ジャックの乱入のせいで計画が破綻してしまった一味だったが、新たな計画を練り直してその準備に取り掛かろうとしていた。そこを訪れたのは執行人ウィリアム。犯人たちの一味を待ち受けるのは地獄しかないでしょう。
来月の単行本の発売に合わせて次回のスクエアでは何らかの企画が発表される様子ですが、一体なんなんでしょうか。アニメ化だったらもう少し大々的に発表しそうな気もしますが……?
犯人たちの一味はすでにチェックメイト。この一件はこれで終わりになりそうですが、やはり気になるのは姿を消してしまった黒幕の正体ですね。
想像がつかないんですが誰なんでしょうか……。もったいつけてもアレなのでこの後は黒幕を追っていく展開になる事を期待してます。
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