特級呪物の変態兄者がまさかの変体!〜呪術廻戦 第59話「起首雷同−伍」感想

週刊少年ジャンプ2019年第25号(5/20発売)の呪術廻戦の感想です。本編のネタバレを含みますので読みたくない人は注意してください。

前回の第57話「起首雷同−肆」」の感想はこちらから

目次

呪術廻戦 第59話「起首雷同−伍」

伏黒の追憶と後悔

虫型の特級へと進化した橋の呪いに対し領域展開を会得し、なんとか祓った伏黒。そんな伏黒の中学時代の過去が描かれています。

用務員のおじさんが話していた通り、かつてはやんちゃをしていた伏黒でしたが悪人も善人も嫌悪感を抱いているとかなんだか複雑な心中。そんな彼の道を正そうとしているのが津美紀だったようです。

伏黒の態度が頭に来たのか、中の入ったいちごオレのパックを思いっきり放り投げた上で「中身が出るとは……」ってかなりの天然な気がします。

小一の時に二人の片親通しが結婚して義理の姉弟になったと思ったら両親が蒸発してしまったとか伏黒はなかなかハードな人生を送ってる様子ですね。

そんな父親によって禅院家に売られそうになっていた伏黒をどうにかしてくれたのが五条だったのだとか。それにしても恩人のはずが過去も現在も全く敬意を払われていなさそうなのが五条らしいと言えばらしい感じです。

そして伏黒が中三の時に津美紀が呪われて寝たきりになってしまったのだとか……。その事が切っ掛けなのか当時はかなり反発していた伏黒でしたが、今ではそんな自分が間違っっていた事に気がついて謝りたいと思っています。寝たきりの呪いをかけた張本人が現れたら伏黒の重大局面になりそうな感じですね。

事態はもう一つの局面へと

伏黒が特級呪霊を倒した事を察知した釘崎と九相図呪霊の兄。領域の外へと連れ出されてそんなに経っていなさそう。伏黒が中でかなり激戦を繰り広げていたような気もしますが、実はそうでもなかったのか時間の流れが違っていたりするのか……!?

宿儺の指を回収に向かおうとする兄者ですが、何故か背中を見せないようにバックステップで移動するという奇行に走ります。

そんな兄者に迫る釘崎に背中を見たら殺すと警告。どうやらよほど知られてはいけない事があるのか……と思ったら丁度背後に出てきてしまう虎杖ともう一体の九相図呪霊。

そこには兄者のもう一つの顔が……!

うっかり触ってはいけないものに触ってしまった事にあたふたする弟?と虎杖がなんだか笑えます。最初に出てきた時はキモいと思っていたのになんだか可愛く見えてくる不思議!

激怒する兄者にすかさずツッコミを入れる釘崎が物凄く男前に見えます。立ち位置的にはチームの紅一点なはずですが釘崎はヤンキーというか男前すぎてどうしてもそういう目で見れない(笑)

兄者は蝕爛腐術、極ノ番「翅王」を使い蝶の翅を生やしガチ戦闘モードに!?

次回は兄者の本気の戦いが見れそうな感じですが、虎杖と釘崎はそれにどう対抗するのでしょうか。それにしても弟?まで抹殺対象に入ってそうなのは気のせい?

まとめ

目的の宿儺の指を持っている呪霊は領域を会得した伏黒に祓われてしまったのですが、九相図兄弟が撤退する事は今のところなさそうな感じですね。

それどころか逆鱗に触れてしまったせいで本気モードな感じです。強そうな相手ですが、二人だけでどう戦うのか見ものです。

今回満足そうでしたしどうでも良い相手すぎて宿儺が手を出すことは無さそうですし、五条も協力を仰げそうにないとなると戦力足りてるのかどうか。

一応、虎杖は東堂とともに花御相手に渡り合ってはいましたが……次回以降に繰り広げられるであろう激戦が楽しみですね。

 

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