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繰り返される死の恐怖に差し伸べられた救いの手は……〜「ヒロインは絶望しました」感想

 

こんばんは、かなめです。

今回は異世界に突然召喚されては死ぬことを繰り返す主人公の渋谷。同級生の秋葉から手を差し伸べられるがその代償は……というデスゲーム漫画「ヒロインは絶望しました。」を紹介します。

作者は「異常者の愛」「マコさんは死んでも自立しない」を描いていた千田大輔先生。

マガジンポケットで毎週月曜日の更新で連載していて、コミックスは記事執筆時に1巻まで発売しています。

ヒロインは絶望しました。(1) (講談社コミックス)表紙だけを見ると人によっては好みが分かれてしまいそうな印象ですが、そんな想像とは裏腹に展開される王道とも言えるストーリーは先が気になってしまうこと間違いなし!
今回はそんな「ヒロインは絶望しました。」のあらすじと魅力的なポイントからチェックしていきたいと思います。

「ヒロインは絶望しました。」のあらすじ

『異常者の愛』千田大輔最新作! 服従か、死か。ある日突然、仮想世界に転送された女子高生・渋谷明は、化け物たちに喰われ嬲られ殺される。繰り返す死、狂いそうになる痛み、終わらない絶望――。転送先の世界の秘密を知る少年・秋葉歪が要求したのは、命と尊厳を引き換えにした恥辱の日々だった……。

悪くない毎日は、血と屈辱に侵された。女子高生・渋谷明は、ある日突然、仮想世界に転送された。なすすべもなく、化け物たちに喰われ嬲られ殺される。死は耐えがたいほど痛いのに、死ぬたび渋谷は現実に戻る。繰り返す死、狂いそうになる痛み、終わらない絶望──。転送先の世界の秘密を知る少年・秋葉歪は、渋谷の命と引き換えに、さらなる恥辱を要求した。これは少女の、尊厳をかけた戦いだ。

「ヒロインは絶望しました。」の魅力と見どころ

八方塞がりな物語は”絶望”的……だけど主人公兼ヒロインが光明になる!

主人公の女子高生”渋谷明”は原因も分からないうえ、自分の意思と関係なく現代とは違うどこかに飛ばされてしまいます。しかも何が起きているのか理解できないうちに目の前に現れたクマの化物になす術もなく斬殺されてしまう……とそれだけでもキツそうなのですが、それが繰り返されるのだから精神的に参ってしまうのも仕方のない所。
やっと手がかりを見つけたと思ったら相手の”秋葉歪”がトンデモないクズ男で八方塞がりになってしまいます。
最終的に秋葉からセクハラ紛いの要求されながらゲームのクリアを目指すのですが、逆境も逆境のはずなのに決して諦めない渋谷のひたむきさに救われます。

秋葉は立場的には渋谷の協力者のはずなのですが、あまりにも日頃の行いが悪すぎて悔しそうな顔を見るとザマアミロって言いたく共感を得るというよりもヘイト(反感)を一身に受ける印象です。
そんな彼も戦いの中では渋谷を何よりも守ろうとしていたりするので本心を読むことができません。

果たして秋葉の真意はどこにあるのだろうか……と想像しながら読んでみるのも面白いです

変身魔法少女もののような要素にも注目!

自分の意思と関係なく夢の中のような異世界に飛ばされてしまう渋谷がいつの間にかに持っていたのは良くデパートのおもちゃ売り場やゲームセンターとかに置いてある小さい女の子向けゲーム『ドレス・スタイルバトル(ドレスタ)』のアイテムでした
現実で言うと「アイカツ」シリーズに近い立ち位置な感じですね

「ドレスタ」は、そのタイトルの通り攻撃系や回復系だったりテレポートなど変わり種など様々な能力を持った衣装に着替えて現れる敵を攻略していくゲームでキャラクターとなってしまった渋谷も様々なコスチュームを駆使しながら戦う事になります

まともに戦ったら勝ち目がないような強力な敵を相手に機転を利かせながら戦うのは見ているだけでもハラハラしてしまいます。

主人公たちをこれから待ち受ける運命が気になる!

全ての物事には意味がある……と言うわけではありませんが、渋谷や秋葉の戦うゲームのような世界が例えどんな経緯で生み出されたモノだったとしても”誰か”が”なんらかの意図”で仕組んだのは間違いがないはずです。

渋谷が悪夢から解放されるためにはゲームのクリアが必要不可欠になってくるので物語としては大きな問題になってくるのではないでしょうか。

「ヒロインは絶望しました。」の感想まとめ

「ヒロインは絶望しました。」は謂わゆるリョナやらセクハラ的な嗜虐的な部分もない訳ではないのですが、デフォルメが強めの作風からか余り陰鬱な気持ちにならずに読める作品です。
それを跳ね除けた時のカタルシスを味わ合うための下げと言った感じでしょうか。主人公を苦しめる敵や秋葉が痛い目を見ると少しスカッとしてしまいます

とっつき易くて、その割には意外と奥の深い作品になっているので是非ともチェックしてみてはどうでしょうか。

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