春場ねぎ先生の『五等分の花嫁』の週刊少年マガジン48号(10/31発売号)に掲載されている第60話の感想です。
本誌のネタバレがありますので読みたくない方は注意してください。
前話”第59話『「最後の試験が二乃の場合」』”の感想はこちらから
第60話『攻略開始』
風太郎に想いを告げたした二乃は……
前回の話で父親と会っていた二乃は呼びに来た風太郎のバイクに乗り、帰り際に良い雰囲気になって愛の告白をしてしまった。
ケーキ屋さんについてからも風太郎の反応が気になってドギマギしてしまう二乃だったがその様子は全く普段と変わりなかった。
前回のオチとしてどちらの二乃の告白が聞こえているか聞こえていないかというのが問題だったんですが、一気に後者の可能性が高くなったなと感じました。
実際はそれを踏まえて予想以上の展開が待っていたのですが……。
三玖と自分の想いで揺れる一花
バラバラなケーキを注文する五人でしたが、少しずつシェアして結局5種類それぞれの好みのケーキを全部食べてしまうことに。
諦めようとしているようなフリはしていますが、本心はそうではないようですね。
三玖の「次は負けない」宣言になんとも複雑そうな表情をしています。
今回は自分が一番だったから告白してもいいのかなと厨房に寄りますが、さらに追い打ちをかけるような出来事が……。
好きなようでいて、なかなか素直に意思表示できないのはわかりやすいツンデレの二乃だけでなく一花もな気がするんですが、姉妹を応援したい気持ちと自分の想いの間で板挟みになり過ぎている。それも今回の一件でどうしていいのかわからない状態になってしまいそうです。
一花が吹っ切れれるような出来事が起こるような時は来るんでしょうか。
五月の夢に姉妹たちの反応は……
打ち上げパーティで盛り上がる中で教師になりたいと告白する五月。おかげで勉強が捗った四葉を中心にその夢を皆で応援しています。
しかし、その障害になりそうのは例によってあの父親になりそうかも。矛先は娘たちよりも風太郎に向いていそうですが、前回の笑っているようで笑えていない表情からはまだこれからも何か仕掛けてくるような雰囲気を醸し出していました。
教師を目指すのであれば現状の成績はまだまだ厳しそうですが、五月は夢のためなら努力のできる人だと思っているのできっと叶えられるはず。
風太郎からのバイクでの告白の返事はどっち!?
厨房でのお手伝いを終え、バイクで言った事は忘れて欲しいと撤回する二乃。
一世一代の告白だった気がするんですが、やはり急に進展し過ぎて戸惑いの方が大きかった様子です。そんな二乃に対して実は風で聞こえていなかった風太郎は何のことだかわかっていなかったとか。
直前まで会話していた割に肝心なことは聞こえていないという、ラブコメ主人公っぽい耳の遠さ。
でも、この場合はそんな可能性もあるような伏線はきっちり貼られてもいたので、それでどうこういうのはあまりありませんでした。
それよりは三玖のチョコレート攻勢に気がついていない方が鈍ちんすぎる……。
そんな風太郎の性格に逃げるように一度は立ち去った二乃でしたが、彼女の負けず嫌いが触発されてしまったのか再度の告白。
もう言い逃れはできない感じですが、風太郎はどう答えるんでしょうか。ただの好意と愛情を違えて答えたとしてもそれで納得してくれる相手でもありません。
しかもそれを一花も聞いてしまっているので、そちらの対応も気になりますね。
まとめ
初回の花嫁は誰なのかという問題は現状として風太郎が好きな三玖と応援したいけど自分もやっぱり好きな一花という二人の争いでしたが、前回と今回と二乃も本格参戦してきて大波乱となりました。
やはり「さよなら」回の出来事が響いていたのか、ツンデレ二乃がデレ期に入っただけあって積極性は半端じゃない。
他の正妻フラグを立てながら恋愛感情としては進展しない五月や最初から好感度は高かった気がするけどあくまでもLike止まりのような四葉が参戦してくる日は来るんでしょうか。
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