デスゲーム漫画ってよく聞きますが、命を賭けたゲームに巻き込まれてしまうっていう基本は共通していても実際はかなり様々です。そんな中から特にオススメだったり手を出しやすそうだったりする作品を厳選して紹介します。
オススメの面白い「デスゲーム漫画」を紹介!
出会って5秒でバトル
ゲームで負ける気がしない高校生の白柳啓だったが、ある日”出会って5秒”でバトルを挑まれてしまいます。なんとか最初の敵は倒したものの謎の女によって殺されてしまい……。その結果、「特殊能力を与えられ」て殺し合いのゲームへと挑んでいくことになります。
「身体能力を5倍にする能力」と怪力から「2秒間無敵になる能力」など様々な能力を持ったキャラクターが登場しますが、啓に与えられた能力は「敵があなた(啓)の能力だと想像した能力」と相手次第では何でもできる代わりにその逆に何にも出来ない事もあるような相手にかなり依存してしまう能力でした。そのため啓は自分が有利な能力だと相手に思い込ませるため頭脳戦を余儀なくされてしまいます。
戦いに勝つためにどうやって相手の思考を誘導していくのかが面白い漫画です。
ダーウィンズゲーム
ダーウィンズゲームはFLIP-FLOPsによる異能バトル漫画で別冊少年チャンピオンにて連載中。表題の『ダーウィンズゲーム』は負けたら死のゲームなのでルール的にははデスゲームと言ってもおかしくはありません。
主人公の須藤要は友人から招待されたスマホアプリ『ダーウィンズゲーム』を起動してしまったせいで強制的に殺し合いのバトルへと巻き込まれてしまった高校生です。『ダーウィンズゲーム』のルールはポイント制でプレイヤー同士での個人戦での奪い合いやイベントに挑戦して増やしていくことになるのですが、その際に死んだりポイントがゼロになってしまったらゲームオーバーで消滅してしまいます。
バトルの結果で増えたポイントはゲーム内アイテムの購入だけでなく現金に換金する事もできるので実力のあるプレイヤーは億万長者の夢も叶えられます。
またプレイヤーにはそれぞれ異能(シギル)が与えられ、戦いを挑まれた際には駆使して戦いを繰り広げることになります。そして要に与えられたのは”複製”の力なので直接的な攻撃力はありません。
要は破竹の勢いで連勝街道まっしぐらのシュカや有名ギルドのプレイヤーであるイヌカイ、情報屋のレインなどを仲間に加えて次々と発生するイベントへと挑みます。
最初は逃げてばっかりだった主人公が強くなるにつれてどんどん頼もしくなっていく変わっていきます。頭脳バトル系の漫画が好きな人なら間違いはありません。

BTOOOM!
「BTOOOM!」の世界ランキング10位を誇るトップランカーだった坂本竜太でしたが、コンビニ帰りに突然何者かの手によって誘拐され無人の孤島へとたどり着きます。
そこで実際に様々な種類の爆弾を利用した本物の「BTOOOM!」に挑む事になってしまいますが、生き残れるのは32名中たったの4名だけだったのです。
皆の左手に埋め込まれたICチップを合計8個集めなくては脱出できないのですが、その際に一番手っ取り早いのが相手を殺してしまう事……協力や時には裏切りといった命を賭けた争奪戦へと発展していきます。全27巻で完結済み。
たとえ灰になっても
主人公の四宮良真は妹の治療費を得るために天使クロエルからゲェムの招待を受けたためにトラックによって事故死し、辺獄(リンボ)と呼ばれる世界へと送られます。そこで待ち受けていたのは自分に与えられた金額をかけた死のゲェムでした。
登場人物たちに”とある秘密”があるために全員”偽名”と”偽の身体”が与えられて正体がどんな人物なのかわからなくなっています。またゲェムの敗者にはクロエルによる残虐な処刑が待っており結構えげつない殺され方をしてしまうのが見所です。またクロエル達の警戒するメサイアが一体誰なのかとか仕掛けが多いのが特徴です。
面白いのですが作者の鬼八頭かかし先生が連載途中で鬼籍に入ってしまったために事実上の打ち切りになってしまっている事が残念で仕方ありません。

リアルアカウント
主人公達は今や誰もが使っているような某国民的SNSを基にしたようなSNS「リアルアカウント」を利用したゲームに参加させられてしまいます。
主人公を月間連載されていた第一部では柏木アタル、週刊連載に移行した二部以降では向井ユウマという同じ顔の二人が務めますがちゃんとこれにも理由が隠されています。
「フォロワー数が0になったら死亡」してしまう上に死んでしまった際は「フォロワーも道連れ」になってしまうという理不尽なルールを強いられてしまいます。更には罰ゲームでは運営側のマーブルがふざけながらプレイヤーを虐殺したりするのがとてもシュール。
主人公がピンチをどうやって切り抜けるのかが見所になっていて、それがとんでもない方法だったりもするのでどちらかといえば俺ツエー系に近いのかも。主人公がピンチを痛快に大逆転する爽快感が見所になっています。
次回のデスゲームにご期待ください
デスゲームを題材に扱った漫画ながらデスゲームには発展しないという異色の漫画になっています。なぜなら管理人の川中ヨミがポンコツすぎる上にライバル?の秀一が万能すぎるので(笑)そんな二人が時には争い、協力して笑いあり涙ありの話を繰り広げていくおねショタ系デスゲーム漫画になっています。
二人のくっつきそうでくっつかないもどかしい距離感が魅力的です。全3巻で完結済み。
奴隷遊戯
捕獲した奴隷を使ってバトルを繰り広げる奴隷バトル漫画。設定は異色ながら邪道に見えて実は友情・努力・勝利と往年のジャンプのキーワードを抑えたなんとも熱い王道作品になっています。
主人公のカイは謎の組織”ソサイエティ”から幼なじみを取り戻すために戦いを繰り広げていきますがそのライバルも変わった主人と奴隷達ばかり……。そんな中でも主人公の奴隷達である元プロレスラーだったり、ヤクザの若頭だったりという強力な仲間達が頼もしすぎて、どんなにピンチに陥ったとしても彼らがなんとかしてくれそうなそんなワクワク感を秘めています。
勢いばかりだと思ったら思わぬ練り込まれた設定が出てきたりしてそこも面白いです。
サツジンゲーム『配神限定』~なんでも願いが叶うアプリを落としたら、神々の殺し合いゲームに巻き込まれました~
なんだか今時の長いタイトルですがまさにその通りの漫画です。
配神限定というアプリを起動してしまった主人公が召喚した神様と一緒にバトルロイヤルを勝ち残るのですが、主人公の神様が”水たまりの神”で能力も”液体化”と便利なようで戦闘能力が皆無のため頭を使った苦しい戦いを強いられていきます。
アプリの配信元が現状の敵なのですが正体は謎を秘めていてどうなっていくのか楽しみです。
まとめ
色々なデスゲーム漫画を紹介しましたが、命を賭けた心理戦のような戦いが繰り広げられていくので読んでいるこちらもハラハラとしてしまうのが多いですね。
どの漫画もオススメですが、やはり個人的には「たとえ灰になっても」をきちんと最後まで読みたかった思いが強いです。
それ以外の作品も面白い作品ばかりの上、アプリなどで無料で試し読みできるものもあったりするので是非とも読んでみて面白いと感じたら購入してみてはどうでしょうか。

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