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歴戦の吸血鬼ハンターが追う不可思議事件の隠された真実〜『銀狼ブラッドボーン』感想

原作が艮田竜和、作画が雪山しめじで裏サンデーおよびアプリのマンガワンにて連載中の漫画『銀狼ブラッドボーン』が面白かったのでその紹介です。隔曜土曜日に更新されておりマンガワンなので先読みの最新話以外は毎日配られるライフを使えば無料で読むことができる他、まとめて読みたければ単行本で既刊が8巻まで発売されておりそちらで読むこともできます。

銀狼ブラッドボーン(1) (裏少年サンデーコミックス)

あらすじ

かつて“銀狼”と呼ばれた
吸血鬼退治の英雄
ハンス・ヴァーピット(70歳)。

怪物退治を引退していた
彼のもとに“骨抜き事件”の
犯人を追うよう依頼がやってきて…

美麗・骨太なファンタジーサスペンスアクション、開幕。

感想

サンサロドという街で起きた骨抜き(アンポンド)事件と呼ばれる怪事件。現場には骨のない変死体だけが残されていたという事件が連続で6件も引き起こされており平和を脅かしていた。
警察の力では捜査は困難と考えたドゥネ警部は古馴染みの”吸血鬼ハンター”ハンス・ヴァービットへと協力を打診する。でも”半吸血鬼の少女”ココウィルと同居する彼はもう70になる老獪でとうの昔に引退した身だった。
それでも街を守るために重い腰を上げて立ち上がるハンス。そのシーンはまさにジジイ格好いい……!って感じがします。
呼びかけに応えてドゥネ警部と握手を交わし、新入りの女性刑事アナとともに事件の調査を始めるハンスでしたがまさかの事態が……。
警察署で真犯人による大量殺人事件が発生し、直接対決となったのですが”咀嚼するもの”グリムと名乗る敵を相手に敗れ去ってしまう。再び牙を研ぎ澄ます中で同じく骨喰いを狙う仲間、村上秋水も加え戦力を増やしていきます。
そんな影でグリムの元にも彼が死者蘇生の能力で蘇らせたハンスのかつての仲間であるレイフや羅刹と言う名の吸血鬼、ココウィルに関係してそうな半吸血鬼の少年などが集結。更にハンスがかつて吸血鬼戦争で倒したはずの王ファウストまで生きていて、彼ら吸血鬼の集団も加えてグリムを狙っているので三つ巴の様相に……。

事件を裏で操るグリムですがその正体には軍も関わっているようで事件から手を引くように求める彼らも現れ混迷を深めます。それだけでなく軍は吸血鬼の王ファウストの生存にも関わる研究をしていたようで謎が多い。
ココウィルが可愛いし、秋水やファウストも中々の活躍を見せるのですが何と言ってもジジイ格好いいと言う感想しか出てこないほどハンスが強い。人外の化け物であるグリムに負けてしまったり、旧友のレイフには痛み分けだったりもするんですが倒されたとしても序盤でドゥネ警部が言っていたように命を落としてしまうようには思えないほどでキチンと立ち上がって事件に向き合っていきます。

ジジイが格好いいだけでなく前述の通りグリムの目的や吸血鬼を使った実験の正体など軍にまつわる謎も多く惹きつけられます。1巻のラストではハンスの溺愛する亡き妻イザベラ・ヴァービットも蘇生させようとしており涙の対決も予感させる展開に……。裏サンデーなので大人よりもサンデーの読者になるような層を意識したマンガですが渋いジジイが魅力的で是非試しに手を取ってみてもらいたいマンガです。

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