話題の『スイカゲーム』を単なる落ちモノパズルだと侮ったら奥の深さがヤバすぎた

 巷で今、『スイカゲーム』というパズルゲームが大流行しています。

 どのぐらい流行っているかというと、YouTubeなど動画サイトを見回すと配信者たちがこぞってプレイしているほど高い人気を誇っています。

 そんな様子を見て興味が湧いたので実際にダウンロードしてみたんですが、思った以上にヤバいゲームでした。

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■果物を成長させる落ちものパズル

 『スイカゲーム』は2021年4月14日にAladdin Xからプロジェクター付きシーリングライト「popIn Aladdin」の内臓アプリとして始まり、好評を受け2021年12月にニンテンドースイッチでもダウンロード配信が始まりました。

 ジャンルとしてはテトリスやぷよぷよに代表されるいわゆる落ちものパズルで、落下してくる果物を重ね合わせて大きな果物にシンカさせて高得点を狙っていくゲームです。例えばさくらんぼ同士が重なり合った場合はいちごになります。

 そうして最高得点のスイカを目指して果物をシンカさせていきますが、その途中でボーダーラインを越えてしまうとゲームオーバーです。

果物が積み重なってしまうと置き場所がなくなってしまう

■シンプルさゆえの沼が待ち構える

 ここまで説明したとおり、ルール自体は非常にオーソドックスで落ちゲーとしてありがちな感じなんですが、そのシンプルさが沼のようにハマる原因になります。

 プレイ自体も短く、非常に手軽なので空いた時間に「少しだけやってみようか」と、ついプレイを始めてしまうと気がついたときには時間が溶けているのが不思議に感じます。

 またルールがシンプルだからと言って簡単かと言われるとそうでもなく、プレイヤーは常に盤面で動き続ける果物たちの思わぬ動きに翻弄されることになるでしょう。

 短い時間でサクッと遊べる気軽さだけでなく、高得点を狙おうと思えば思うほど奥深さを感じるのも爆発的なヒットを果たした一因なんじゃないだろうかと思います。

■ヤバいほどやみつきになるゲーム

 そこで冒頭に話が戻りますが、このゲームのやみつきになる時間泥棒っぷりはマジのガチでヤバさしかありません。

 正直なところ言うほど特別な何かがあると言われれば、そんなものはないような気もしてきますが気がつくと果物栽培に向かっているのが本当に謎でしかありません。

 やっぱり手軽にプレイできるのに思い通りにいかないのがクセになってしまうんでしょうか。

 余談になりますが『スイカゲーム』のタイトルを聞くと、なんとなく少し前に流行った韓国ドラマの『イカゲーム』を思い出してしまいます。

参考までに『イカゲーム』が配信されたのが2021年9月で「popIn Aladdin」に『スイカゲーム』が配信されたのが同年4月なので関係ないはずなんですが、語感が似ているので頭によぎってしまうんですよね。

『スイカゲーム』と『イカゲーム』の、この絶妙な時期の近さに何かの因果を感じてしまうのは自分だけなんでしょうか。

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