数奇な双子の因縁が激突する/『黄泉のツガイ』1話ネタバレ感想【少年ガンガン2022年1月号】

この記事で紹介していくのは荒川弘先生の新連載『黄泉のツガイ』です。 2010年7月号に『鋼の錬金術師』が連載終了して以来、約11年半ぶりに荒川先生が少年ガンガンに帰ってきてくれました。よく考えたら『アルスラーン戦記』もやりながらなので速筆に驚かされます。

面白くなること間違いなしの新作なのですが、正直なところ話の内容が謎めいてる部分もあり、ここからどうなってしまうのか分からないです。

マンガの楽しさを損なわないように配慮しつつの記事にはなりますが、どうしても性質上ネタバレになってしまう部分もありますので、ご承知いただければと思います。

目次

『黄泉のツガイ』1話「アサとユル」感想

ユルとアサの関係は一体……?

生まれてきた双子を前に「夜と昼を別つ子が生まれてきてしまった」と嘆く男の姿があります。断片的なシーンなので冒頭カラーページのお産のシーンと繋がっているようで、違う場所での出来事の可能性もわずかながらに残されています。

夜明けを待っていたはずなので、夜中のうちと朝になってから子供が生まれて嘆くのは少し分からないんですよね。夜でも朝でもないようなあいまいな時間に生まれてしまったとかでしょうか。

牢屋の子がヒロインかと思ったら……

まさかオチが待っているとは思いませんでした。でも中の人のようなものが逃亡の手助けもしていたようなので、これであっさり退場ということもなさそうです。

本物だと思われるアサがなんで「悪趣味」とつぶやいたのかも明かされていませんし、間違いなく牢屋の少女に裏はありますよね。誰かのツガイなんでしょうか。

近代兵器も登場!

中世ヨーロッパに近い文明レベルなのかと思いきや、アサが連れてきた兵士はヘリコプターや拳銃を所持していて驚きました。魔法のような技術が代替技術として発展している世界なら近代兵器があっても不思議ではありませんが、序盤ののどかな田舎村の描写からは予想できません。

ガラケーを使用して誰かとデラが遠距離で会話をしている描写もありましたし、技術レベルは近代ぐらいなものの結界で封じられていただけというのが濃厚ですね。

「ツガイ」の活躍に期待

詳しく説明されていないので分からないことも多いのですが、「ツガイ」と呼ばれる使い魔と主人の関係が戦いの鍵を握っているようです。強そうなユルの「ツガイ」が出てきましたが、性格にクセがありそうにも見えて一筋縄じゃいかなそう……。

会話のキャッチボールも相変わらず面白いので、彼らとのやりとりにも期待です。

『黄泉のツガイ』を読むのにおすすめのサイトは?

『黄泉のツガイ』をいち早く読みたい人には電子書籍ストアで少年ガンガン1月号を購入するのがおすすめです。電子書籍ならばデータなので保管する場所を取らないのが1番のメリットですね。

他にも『無能なナナ』『おじさまと猫』『裏世界ピクニック』と言った連載作品も読めますよ。どの電子書籍ストアが良いのか分からない人は別の記事にまとめてあるので、よかったら参考にしてください。

まとめ:話はまだ分からないけど、ワクワク感がすごい

世界観も含めてテンポ重視のために説明が先延ばしになってしまっているところもあり、どっちに転ぶかは正直まだ分からないですね。でも荒川先生ですし、転んだほうが面白いほうになりそうな予感しかしません。

面白いかどうかより、鋼の錬金術師の面白さを越えられるかで議論するべきなのかも……?

始まったばかりで言うのもなんですが、今からアニメ化に期待が持ててしまうぐらい次回が楽しみです。

こんにちは、かなめです。

このブログではマンガが大好きで仕方がない、面白いマンガをいち早く読みたいという人のために、オススメのマンガを紹介していきます。

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