『タコピー』と一緒にトレンド入りした作品も
2024年12月10日深夜にマンガ『タコピーの原罪』(作:タイザン5)のアニメ化が発表され、Xでもタイトル名がトレンド入りしています。同作はマンガアプリ「少年ジャンプ+」にて2021年12月から翌年3月にかけて連載され、かわいらしいキャラクターの一方で、世界観や展開が非常にダークだったことで人気を呼びました。
人気作品のアニメ化が続くジャンプ+には、ほかにもファンからアニメ化が期待されている作品がいくつかあります。なかでも動きがありそうなのが、現在も連載中の『マリッジトキシン』(原作:静脈/作画:依田瑞稀)と『幼稚園WARS』(作:千葉侑生)の2作です。
『マリッジトキシン』は女性の苦手な殺し屋「下呂ヒカル」が、女装する結婚詐欺師「城崎メイ」のアドバイスを受け、トラブルに遭遇しながら婚活を続けるラブコメディ。『幼稚園WARS』は殺し屋の「リタ」をはじめとする手練れの犯罪者たちが幼稚園の先生となり、日常を脅かす殺し屋を始末していくコメディ展開を描いています。
2作品とも12月21日と22日の両日にわたって開催される「ジャンプフェスタ2025」でのステージプログラムが予定されており、同じ時間帯の『正反対な君と僕』(作:阿賀沢紅茶)もアニメ化が正式発表されています。特に『マリッジトキシン』はアニメ放送中の『株式会社マジルミエ』(原作:岩田雪花/作画:青木裕)などが連載されている水曜日でもトップを飾ることが多い人気作品なので、作品にかかる期待も大きそうです。
また、見た目に対して残酷すぎる物語が展開される『タコピー』のアニメ化発表にあわせ、一緒に「タコピーがいけるなら…」と、『ハイパーインフレーション』(作:住吉九)もXでトレンドになりました。同作はジャンプ+で2020年11月27日から2023年3月17日まで連載され、精巧なニセ札を生み出す能力(射幣)を持った主人公「ルーク」が、奴隷狩りから姉「ハル」を救うため策略を張り巡らせます。
紙幣を生み出す射幣の描写がきわどすぎるために「アニメ化は難しいのでは?」とも噂されるものの、全6巻という少ないボリュームで緻密な物語が展開されることから高い評判を得ています。
もっとも他の作品と違い『ハイパーインフレーション』は、今年のジャンプフェスタでステージが予定されていません。そのため直近でアニメ化発表の望みは薄そうですが、いつか驚くような発表をされる日はくるのでしょうか。
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