週刊少年ジャンプで連載中の『呪術廻戦』最新149話の感想です。
引き続き禅院家に向かった真希の話です。真希は立ち塞がった父親の扇の前に敗れてしまいましたが、他のメンバーは違う目的のために動いているので助けは期待できない状態です。
どうやってこの窮地を乗り越えるのかと思ったのですが……。
第149話の感想をネタバレ込みで紹介
想いと力を託して
双子の禪院真希と真依は「悪態をついていがみ合っている姉妹だけど実は素直になれないだけ」「お互いに呪力と術式を片方ずつ持っているため未熟な扱いを受けている」など何処かで死に別れしてしまうフラグが立っているような気はしていました。
そして、そんな日が来てしまったのが今回の話です。
天与呪縛のフィジカルギフテッドを持っている真希ですが、通用しないことの方が多くイマイチな印象を受けてしまっていました。
今回はその理由が明らかにされています。
中途半端なイメージを受けてしまったのですが、真希が持っていないものは真依が持っているので揃っている扱いになるっぽい。
真希の持っていた呪力も引き継ぎ、「全部壊して」と想いを託して去って行った真依。
大切なものを失った真希は扇に甚爾を連想させるほどの圧を放っていましたね。
本気の術式を解放した扇ですが、あっさりと倒されてしまいました。
真依の言葉を胸に肉親をも切り捨てた真希はどこへ行こうというのでしょうか。
第148話の感想&次回の考察
双子の悲しい別れが待っていましたね。
虎杖の爺ちゃんにせよ七海にせよ遺されたものへの果たさなければいけない願い=”呪い”が取り糺されることが多い作品ですが、真希も真依から”呪い”を託されていました。
よくある作品だと大切な人から欠落していた能力を託されてパワーアップするのは多いと思うのですが、全て失って真の力に目覚めるのは意外でした。
渋谷で出会ったのがきっかけかもしれませんが、甚爾を連想してしまうほどなのは驚きました。
このまま真希は闇堕ちしてしまうのか、それとも……?
大切なものを失ってしまった真希のこれからの行き先が気になります。
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