※この記事は執筆時点での最新号までの内容のネタバレを含みます。ご了承の上お読みください。
2021年11月4日(木)発売の『週刊モーニング』49号にて掲載されている『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』177話の感想です。前回は川合の活躍もあって塩谷を出し抜くことに成功しましたね。でも演技とはいえ源部長に告白するのは良くも悪くも驚きでした。
前回は控えめに言っても神回なので是非とも自分の目でチェックしてみてください。とりあえず感想が知りたいだけならこちらの記事も合わせてどうぞ。
『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』177話感想
塩谷の説得役にと源パパと矢吹監察官がきましたが、源パパは「我々よりも、かえって面識のない若い捜査員のうち……」と提言します。もっとも独断専行ですが、すでに源が説得役についているので問題はありませんでした。まあ独断専行はある意味では問題なんですが……。
容赦ないと言いつつ捕らえた塩谷を「後ろ手錠」で拘束したり、塩谷のためを思った矢吹監察官の提案に反発するなど完全に根に持っている感じですね。
それにしても警察という正体が露見したことで飲まれていってしまう塩谷と秘密を握った上で対等以上に取引を仕掛ける伊賀崎では大差がありますね。その後も虎松と交流を続けていた伊賀崎ハコ長ですが、虎松が最後に消えることを選んだのが菜摘ちゃんのためというのが何ともいえません。
虎松と菜摘ちゃんが血が繋がっていない可能性もありましたが、それでも家族っていう絆の前ではあまり意味のないことなのかもしれませんね。「勝ち逃げかよ」は目的を果たせた虎松への賛辞だったのかもしれませんね。
それにしても前村も虎松も逮捕されるように伊賀崎が誘導していたとは、伊賀崎はこれ以上にない有能っぷりです。精密検査をしてみなければわからないものの無事に意識も目覚めているようで一安心しました。
竜崎の組織がどうなってしまうのかわかりませんが、立てこもりの解決で今回の話は収束に向かいそう。ラーメン屋のツチヤが塩谷だったのか判明していないなど謎も残っていますが、今後のエピローグでどこまで明らかになっていくのでしょうか。
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