※この記事は執筆時点での最新号までの内容のネタバレを含みます。ご了承の上お読みください。
2021年8月26日(水)発売の『週刊モーニング』39号にて『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』167話が掲載されています。これから以前にも匂わせがあった伊賀崎交番所長の隠しごとに関する話が始まっていきそうです。
日経ビジネスの作者と担当へのインタビューでも「(インタビューの)来週から長編のネームを描こうと思っているんです、伊賀崎メインの」と答えられているのですが、これがそうなんでしょうか。
内容は源と中富課長から飲み会に連行される伊賀崎所長。異様な空気を感じ取った藤もそこに同席して……と言ったストーリーです。
尋問の達人VS伊賀崎所長
源の会話術についてはずっと才能だと言われていますし、中富課長も源と同じかそれ以上の取り調べの達人です。そんな二人が様々な技術を駆使して腹を割ろうとしていますが、伊賀崎所長もボロを出しません。
サボリ魔の所長なので昼行灯なイメージが強いんですが、サボるための根回しはキッチリとしているので実はかなりのやり手なんですよね。特に藤が言うには女性警察官に対してのサポートが自然なんだとか。
そんな伊賀崎所長が刑事時代に初めてペアを組んだのが女性警察官だったようです。その頃から秘匿捜査部門にいた伊賀崎所長は2人で成果をあげていたのですが……。
秘匿捜査でブイブイ言わせている女性警察官といえばカナを思い出しますね。伊賀崎所長の秘密信仰は彼女から影響を受けたものでした。
そんな伊賀崎がある秘密を暴露してしまったことでペア長は辞職に追い込まれることになってしまいました。その時のことが女性警察官への引け目になっていて、それが自然なサポートに繋がっているみたいです。
伊賀崎所長の疑惑
何やら中富課長と源の2人で隠しごとをしているのに気がついていた藤は源から情報を聞き出そうとしますが……。なんだか場面が暗めなのもあって、この2人のパワーバランス危ういなぁって気もしてします。こいつなら間違いはないだろうというお互いの信頼感あってこその関係なのかもしれませんが、もし一歩踏み込んでしまったらと思うとやっぱりどうなんでしょうか。
中富課長から聞いた秘密を隠そうと源が嫌がらせをしてたのは分かるんですが、暗い部屋に男女が2人きりだとどこまでもいけそうだよなと別の意味で怖さを感じてしまいました。部屋を去った後の源の申し訳なさそうな表情から不本意なのは伝わってくるんですけどね。
実は解決済みの資産家の事件に伊賀崎所長が関わっているかもしれないと伊賀崎所長は中富課長から疑惑をかけられているようなのですが……。
今回の話を見ると明かしてしまうと不利益になってしまう誰かを守るため、あえて秘密にしているんじゃという気がします。伊賀崎所長に浮かんできた疑惑ですが、果たして真相が気になります。
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