こんにちは、漫画ブロガーのかなめ(@kanalog_kousin)です。
今回は、いよいよ始まった2022年の夏アニメからA-1 Picturesのオリジナルアニメ『リコリス・リコイル』を視聴した感想を紹介します。
■『リコリス・リコイル』という作品について
『リコリス・リコイル』は先ほども言いましたが「A-1 Pictures」が制作し、アニメ版『ソードアートオンライン』シリーズや『WORKING』などでキャラクターデザインや総作画監督を経験した足立慎吾氏が初監督を務めます。
またキャラクターデザインに『この美術部には問題がある!』のコミカライズを担当したいみぎむる氏、原案に『ベン・トー』のアサウラ氏を迎えるなど強力な布陣です。
ストーリーは治安維持の秘密組織「Direct Attack(DA)」のエージェントであるリコリスの1人・井上たきなが作戦中に起こした出来事から喫茶『リコリコ』に出向となり、歴代最強のリコリスとも呼ばれる錦木千束と共に人助けをしながらトラブルに巻き込まれていくお話です。
コンセプトありきといってしまえばそこまでですが、現時点では組織に店長などの大人もいるにかかわらず女子高生のリコリスたちに治安維持を任せてしまうことの必然性が描かれていないので世界観的な意味では疑問符は残りました。
▶︎日常と非日常のバランスが最高
良かったと思ったのはキャラクターデザインの可愛さと1話と言うこともありますが、そこまで作画に大崩れは見られなかったこと。
普段は無口でクールなものの事件となるとよく言えば熱血、悪く言えば短気なところも見えるたきなの不安定で未熟な部分と非殺傷弾ながらも的確に相手の急所を打ち抜き、最低限な動きで攻撃を回避する千束との対照的な性格。
また千束の若干ウザったく感じるぐらいの距離感の近さや人懐っこさは好感が持てました。
1話のストーリーでもシリアスとコメディ、日常と非日常といった対極的な部分の切り替わりがシームレスというか流れるように決まっていて、そこも良かったです。
オリジナル作品なので視聴者は当然ストーリーがどうなるかを知らないんですが、謎のハッカー・ウォールナットや黒幕の存在。何やら過去に東京スカイツリーが倒壊するほどの事件があったことなど今後の展開が気になる要素も多くて楽しめそうです。
■まとめ:今後も期待が持てる作品で要チェック
出だしから「今期の覇権作品が決定したぞ!」というほどの作品ではなかったものの1話のつかみとしては十分なように思えました。
女の子に拳銃といった要素やアクションシーンの出来なんかも良かったので、個人的には今後も試聴は決定ということで間違いはありません。
まだ見ていない人はアクションシーンだけでなく千束のウザ可愛さや女の子同士のいちゃいちゃも素晴らしいので是非ともチェックしてみてください。
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