週刊少年ジャンプ2018年第49号(11/5発売)のワールドトリガーの感想です。本編のネタバレを含みますので読みたくない人は注意してください。
第166話「玉狛第2(21)」
修はどんな序盤の作戦を立てたのか
前回のラストでヒュースから催促された修は序盤の作戦内容をメンバーに伝える。
まず最初に過去二回の試合で有効手段だったワイヤー陣は今回は使わないという方針を明らかにしました。
修は「MAPの特性上、ワイヤー陣を効果的に貼って待ち伏せするのに丁度良い場所が少ない事」「敵部隊にそれぞれスナイパーがいるので外から攻撃されてしまう可能性が高い事」
「点を取るのには積極手段に出なくてはいけない事を知っている敵は”待ち”の作戦であるワイヤー陣に乗ってこないだろう」という三つの理由を話しました。
更に触れられてはいませんがMAPの特性上メテオラが有効であるようなので、ワイヤー陣を張ったとしても直ぐに崩されてしまいそうですね。
逆に玉狛第2の有利な点って?
手の内の知られていないヒュースの存在であると修は言います。
玉狛第2の戦闘データを過去ログで調べたとしても未知数なので相手チームとしてはやりにくいでしょうと思います。孤月使いの攻撃手(アタッカー)だと思われてるヒュースが実は万能手(オールラウンダー)だったという事で意表をつく作戦のようです。
単純に人数が多いという分でもオペレータに負担はかかりますが有利に働きそうですね。
各チームのスナイパーはどうする
千佳は建物の中が戦場になった場合は外に陣取って中で押されそうになっていた場合に砲撃で戦況を変えるために位置どりをするようです。
影浦隊のユヅルは中に入って銃手のように援護に……一人だけ遊んでいるわけにはいかないと覚悟を口にします。
東隊の東と鈴鳴第一の太一は不明ですが、東の事だから有効牌になるように動くのでしょうし、太一も自らの立てた作戦で何やら意表をつく手段があるようです。
以前から似ているチームではありましたが”意表をついた戦法で相手が慣れてしまう前にリードを奪う”のは今まで玉狛第2というよりも修が行ってきた戦法な気がします。
ある意味で言えば今までの自分たちと戦うことになるようなものなのかも知れません。
そして東隊も直伝の戦法として四人隊に向けてオペレータの処理能力に負担をかけることを念頭に勝負するようです。
各隊共にその動向には警戒しているので、なんとなく玉狛第二がいつもと違って狙われる側になっているような気もしますね。
こうして見ると、なんとなく修は千佳を戦闘から遠ざける方に動きすぎなのではないかなという気も……?
鉛弾が打てるのならば、その気になれば人間も狙撃できるはずというフリもありましたし、いざやらなければいけないタイミングが訪れるのでしょうか。
いよいよ転送開始!そして……
各チーム直前からの作戦の相談も終わり、いよいよフィールドに転送。間も無く四つ巴のRound7が開始しようというところで今回の話は終わりでした。
これからの動向を占っていく上で重要になってきそうなのが、フィールドの選択権を持っていた鈴鳴第一がどうして「市街地Dマップ」を選択したのか。その理由となってきそうな別役太一の意表をつく作戦になるんじゃないでしょうか。
いよいよ開始しようとしているRound7で玉狛はどんな戦いを繰り広げることができるのか。影浦隊に追いついて遠征の選抜試験へと参加することができるのか。
気になりすぎて次回が待ち遠しいです。
コメント