前回の話で五条が封印された際に起こり得る不都合について詳細が明らかになり、五条奪還のための作戦を開始した高専陣営。
対照的に目的を果たしてしまったせいで自分勝手に動き始める夏油陣営の特級呪霊たちという二つの動きを見せられました。
この先に待ち受けているであろう因縁の対決の数々も楽しみなのですが、虎杖たちを眺める手練れっぽい呪詛師の三人組の不穏な影が……と言った感じになっています。
いよいよ開始した渋谷決戦第二ラウンドとそれぞれ思惑はどうなってしまうのでしょうか。
そんな前振りを受けた今回の話を一先ずは見ていきましょう。
呪術廻戦 第94話「渋谷事変⑫」
虎杖たちの前に術師を拒む帳が立ち塞がる
”術者を入れない帳”にたどり着き、力尽くで破壊を試みる虎杖でしたが壁はびくともしません。
万策尽きたかと思いきや明治神宮前の地下鉄駅での出来事を知る虎杖の発言で術者は帳の外で待ち受けていることに気がつきます。
様々なリスクと引き換えに強度を補完しているので虎杖ですら破壊できなかったようです。
イノタクはコロンブスの卵として驚いていませんでしたがあくまでも呪詛師たちとして目的は五条が完全封印されるまで時間を稼ぐのが勝利条件。バリアで守りたいものが自分自身ではないために可能な荒技って感じでしょうか。
更にはその中でも目立つ所にいるに違いないと推測を働かせ呪詛師たちの元へと急ぎます。
高層ビルの屋上にて待ち受ける呪詛師たち!
渋谷で最も高い高層ビルの屋上で呪術師を待ち受ける三人組。どうやらビルの内部には真人の改造人間たちが妨害に用意されているようでバレたとしても容易くたどり着けるとは……と思いきや伏黒の鵺でショートカットしてきた虎杖は真希仕込みのワイヤーで先制攻撃を繰り出します。
登場済みの術者だけでも他に京都校の西宮も居ますし”飛べる”事を想定していないのは迂闊に思えてしまいますが呪詛師たちが三流って話なんでしょうか。
呪詛師の三流っぽい隙と見事なコンビネーションで王手をかけますが二本の嘱託式帳は達磨オヤジに奪われています。
分断の結果、虎杖と伏黒は達磨オヤジとイノタクは残りの2人と交戦開始!
自信満々の虎杖と伏黒ですが術式が不明な相手の実力はどの程度なのでしょうか。
まとめ:呪詛師と本格交戦開始、その実力の程は……
嘱託式帳を守る達磨オヤジを相手に「時間はかけらんねぇぞ」「かかんねぇだろ」と自信たっぷりの虎杖と伏黒。
本命は帳の内部にいるだろう真人や脹相との因縁の対決や最終目標の五条先生復活な事を考えるとメタ的にもここで時間をかけてしまうとダレてしまいそうな気もしないでもありません。
そうなるとサックリ終わってしまいそうですがニット帽を顔に被って本気モードとなったイノタクの活躍が見れないのもなぁと言った感じ。
果たして呪詛師=かませ犬な法則を打ち破ることはできるのか……次回の戦いからも目が離せません。え
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