今週の呪術廻戦を読了しました。
前回が五条の窮地に始まり、まさかと思わされる夏油の正体、生きていた?メカ丸など気になる要素が満載だったのですが本誌の合併号が絡んでしまい二週間ぶり。ハロウィンの決戦も夏油サイドの掌の上で幕を閉じてしまうのかと思いきやそうは問屋が卸しません。
本誌のネタバレが存在するため未読の方は注意してください。
呪術廻戦 第91話「渋谷事変⑨」
死んだと思われていたものたちが意地を見せる!
前回のラストでヘッドフォン型として虎杖の前に現れたメカ丸。もしや生きていたのではと一瞬思ってしまったのですが、やっぱり真人にあそこで殺されていたと本人談。
良く考えてみれば直前には”五条が狙われている”という情報を高専側に伝えようとしていたので、果たされて常に後手に回らされている現状も多少は好転しているはず……。
今のメカ丸は生前の彼が残した保険でその内消えてしまう様なのですが、状況を把握して判断するなどある程度の自我は持っていそうな感じ。
少なくてもメカ丸の本体である与幸吉が死んでしまっているのは確かなのですが、メカ丸がここにいるのも間違いありません。
そして、また夏油も死んだはずなのに生きている人物の1人になります。それも今この状況で彼に成り代わっている誰かのことではありません。
封印される間際の五条の弁で自らの首を締める夏油。それは間違いなく肉体を支配されている本来の夏油の仕業でしょう。もしかしたら夏油が支配を取り戻して現世に蘇る可能性も……と思わなくもないのですが心を揺り動かせそうな五条が封印されてしまった以上、彼を説得する候補が思いつかないのが厳しいところです。
虎杖たちを襲う刺客の実力や如何に⁉︎
メカ丸の頼みを受けて動き出した虎杖たち。五条のワンマンステージ状態だったこれまでと違い総力戦になりそうなので渋谷に居ながらも出番の無かった他のチームの活躍も期待できそう。
そのためには地下トンネルを脱出しなければいけないのですが、その前には自称賢いバッタ呪霊よりも強い呪詛師2人が立ち塞がります。
恐らくはこれまで索敵役に回ってきた冥冥の実力を見せるためのかませ犬でしょう。虎杖も相性が良かったとはいえ壊相を倒せる実力は備わっているはずですし、ここはサクッと勝利して反撃開始といきましょう。
封印された五条は不敵に笑う!
獄門彊は閉門し五条はその中へ完全に閉じ込められてしまいました。策にハマって僅かな隙を狙われてしまったとはいえ格を落とす展開になっていないのは良いですね。
それだけじゃなく箱の中から干渉して重くしてみたり、放っておけば解析して勝手に出てくるんじゃないかと思わされてしまう恐ろしさがあります。
窮地に立たされても焦ってる様に見えませんし、余裕の表情すら浮かべる五条が期待するのに被せて一年生トリオが描かれています。
五条が言う皆が彼らだけとも限りませんが、自分と並び立てる人材を作り出そうとする上で自ら育て上げた才能であることは明らかです。
作戦を成功させて笑顔の夏油の表情を歪ませるためのダークホースとなるのを期待します。
まとめ:ついに高専サイドが反撃を開始する!
これまでの話で夏油たちが目的のために動き、高専サイドはその対応を強いられ後手に回ってきました。その結果として爪痕は残すも目的は果たされてしまう煮え切らない展開になってしまっています。
今回も五条封印までの流れは相手の計画通り順調に進んでいます。しかしやられっぱなしと言う訳にもいきませんよね……。
ここからはそううまくいかないぞと意思が見える今週の話でした。感想でも述べましたが呪詛師は如何にもと言った雰囲気を纏っていますし、次回はこいつらを倒すことで反撃の狼煙を上げてくれるのではないでしょうか。
美味しいところで満を辞して登場させるはずの乙骨の出番もやっぱり気になります。
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