今週の呪術廻戦を読了しました。
五条の過去編を収録した8&9巻に加えて小説版。更には本誌まで揃い踏みとこの週末は呪術廻戦びたりの人も多いはず。
そんな中で気になる本誌ですが前回は改造人間を圧倒的な強さで虐殺するなど果たして本当に夏油陣営はこいつ封印できるのか?と思わせつつも決め手となる獄門彊がついに使われそうで一転窮地陥ってしまう展開で年末を迎えてしまいました。
それだけでも衝撃的な場面で待たされてしまった訳ですが、今回はそれを上回る衝撃が待っていました。違和感がなかった訳ではないので気がつけたはずだったのですが、まさかあんな事になっていようとは……。
ここからは予想を良い意味で裏切る驚きの展開を見せる今週の話を見ていきます。
本誌のネタバレが存在するため未読の方は注意してください。
呪術廻戦 第90話「渋谷事変⑧」
明かされる獄門彊の条件に漏瑚は激怒するも……
真人と漏瑚、花御と共に麻雀に興じる夏油という回想シーンによって獄門彊の発動条件が明かされます。
どうやら獄門彊の周囲4m以内に対象を時間にして1分間引き留める事ができればどんなものでも封印できるとの事。別に条件と関係ないのであれば死闘を繰り広げる必要はなかったような気もしてしまいますが、そこまでしないと五条が油断する状況を作れないという話なのでしょうか。
余談ですが麻雀の夏油に縫い跡が無いのですが、ファミレスでの件やこの後の話を考えても無い筈は無いのでほぼ間違いなく作画のミスなんでしょう。
1分間といっても脳内時間で良いようで夏油の姿を見た五条は逡巡。高校時代を走馬灯のように思い出すと分割した箱から飛び出してきた触手に捕らえられてしまいます。
驚きの新事実発覚、夏油は偽物だった⁉︎
五条の前に姿を現した夏油ですが、五条は目の前にいるのが夏油本人だとは認めません。六眼で肉体や呪力を精査しても間違いなく本人である事を示しているのですが五条には納得がいかない様子。
なんとこれまで見てきた夏油は百鬼夜行の際に死亡した彼から脳味噌だけを入れ替えた別人でした。
五条が呪術師の戦いは復活できないよう呪力で殺すというセオリーを知らない訳はないし、あれだけの事をしでかした相手を親友だからといって見逃すような甘い人間でもないので死んでいる筈……なのに何故という疑問はありましたが身体は本人だけど中身は偽物だとは思いもしませんでした。
しかしそんな事が出来る黒幕の正体って誰なんでしょうか。
ネットでは候補として天元様か九十九が上がっているようですが、もっと予想だにしない人物が意外と隠れているような気がします。
登場が待たれる乙骨の出番は果たして⁉︎
このまま封印待ったなしの状況に追い込まれてしまった五条。夏油の言い分では気まぐれで解除できそうな雰囲気なので一旦封印されてしまったとしても助け出す方法は存在しそうな感じですが……。
そんな窮地の中、五条は乙骨の存在を示唆して夏油を挑発します。ですが夏油曰く「無条件の術式模倣」や「底無しの呪力」はリカとの縛りあってこそのもので五条の期待する匹敵した存在にはなり得ないと言い放ちます。
それでも特級に返り咲いている以上は夏油からしてみたら驚異になりそうですがどうなんでしょうか。
そして忘れちゃいけないのが全盛期の力さえあれば五条ですら苦戦すると言わしめる両面宿儺の存在です。虎杖の思い通りにいくほど甘い奴ではありませんし、彼の復活は夏油陣営の思う壺なので諸刃の剣ではあるのですが使いようによっては足元を脅かす存在になるのは間違いありません。
まとめ:逆転の鍵は虎杖と生きていた⁉︎メカ丸に託される
夏油が実は偽物だったと衝撃な新事実が明かされ、頼みの綱の五条もこのまま獄門彊に閉じ込められてしまいそう。思い通りに事を運んだ夏油陣営ですが、虎杖の耳にワイヤレスイヤホンになったメカ丸が接触しています。
言われてみれば本体が死んでしまった描写もないのですが、あの窮地から脱出していたんでしょうか。それにしても今から事実を明かしたとしても手遅れな気がするのですが……。
渋谷決戦も大詰めとなり行く末が気になる所ですが今週は再び合併号で2週待たされてしまう事に……。年末年始とGW、夏はこれが辛いですし分かっていて良い展開で引くのがズルイとしか言いようがありません。
盤面をひっくり返すような展開が待ち受けているとは思えないのですが、このまま終わってしまうとも思えず次回がどうなってしまうのかものすごく気になります。
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