今週の呪術廻戦を読みました。
真人が潜んでいる可能性のある地下鉄の駅へと突入した冥冥班でしたが虎杖の前に現れたのは真人ではなく知能が高そうなバッタの呪霊でした。自分が賢い事を誇らしげに語るなどユーモラスなキャラクターですが、夏油から帳の防衛を任される程なので侮れる相手じゃない可能性もあり……そんな相手との戦いが描かれそうな今回の話。
どんな能力を見せてくれるのか楽しみなバッタ呪霊との戦いの行方を中心に見ていきたいと思います。
呪術廻戦 第87話「渋谷事変⑤」
恐るべき蝗害の呪霊の実力とは
強靭な顎や四本の腕、驚異的な脚力を自在に操りながら攻めるバッタ呪霊こと蝗GUY。でも身体能力の高さに反して虎杖の「賢い奴はあまり自分の事を賢いって言わん」との言葉に衝撃を受けてみたり残念要素が強いのが憎めません。
その戦闘スタイルは搦め手を使うタイプではなさそうで直接的な殴り合いを見せてくれます。前述の通り身体能力は高いので並の術師だと遅れをとってしまう事もあるのかも知れません。
しかし虎杖は宿敵とも言える真人を初めとして花御や壊相など強力な特級呪霊との戦いを経験しています。釘崎とのタッグマッチだったとはいえ特級である九相図の兄弟を相手に金星をおさめていたりするのは記憶に新しいところでしょう。
そんな実力を発揮する虎杖はハンディキャップを物ともせずに殴り合いで圧倒!
あまりにも一方的な結果に驚きを隠せない蝗GUYでしたがバッタとの優れた身体能力差以上に虎杖の素質や戦闘経験が優っていたという事でしょう。硬い腹部を使った奥の手も虎杖には破られてしまいます。
あえなく虎杖に祓われてしまった蝗GUY。彼が倒されてしまった事を気配で察してか「蝗GUYが祓(や)られたか」と呟く真人が今にも彼にテンプレじみた小物評を始めそうな雰囲気を出していました。
実際、夏油陣営の幹部っぽい特級の彼らから比べたら蝗GUYは取るに足らない存在だったりするのかも……。
真人の目指す先は渋谷⁉︎
圧倒的な力を見せてくれた虎杖でしたが、どうやら目的の真人はメトロを使って渋谷へと向かうようです。
ここでの事件は戦力を分散させるための陽動作戦だったんでしょうか。あくまでも本命は五条を封印するための時間稼ぎで宿儺を刺激する必要はなかったということかも知れません。
虎杖と真人の再戦を見てみたかったですが明治神宮で事を構えることはなさそうです。人質の解放はありますが、冥冥の偵察結果もありこれ以上の戦力は割いていなさそう……虎杖パートはひと段落かな。
次回は果たして他のチームに何かが起きるのか、それとも激闘が続く五条パートに戻るのかどうなるんでしょうか。
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