今週の呪術廻戦を読了。五条先生の戦いも途中ですが前回で虎杖に視点が移っています。
虎杖たちの調査している別の場所に降ろされた帳の中では改造人間たちが闊歩している!という事で真人との因縁の対決が期待されているところ。
結論から言ってしまえば残念ながら現状では真人との邂逅ならず……なのですが、呪術らしいユーモラスな呪霊が現れてやっている事はエゲツないながらも笑いを誘っていきます。
どうしてこの漫画の悪役はこんなに憎めない相手ばかりなのか……センスの良さに脱帽してしまいます。そんな魅力的な新キャラクターの登場する今回の話を改めて見ていこうと思います。
呪術廻戦 第86話「渋谷事変④」
虎杖を待ち受けるものの正体は⁉︎
新たに現れた帳から一般人を解放するために訪れた虎杖たち冥冥班。偵察によればどうやら地下一階と二階の間に強力な呪霊が待っているらしいという事で虎杖はそちらを選択。真人が存在している事を確認する虎杖と重ねるように前回と同じく一般人に慌てないように誘導する彼の様子が描かれていますがその背景にメトロの看板があったするのでミスリーディングではなさそうです。
冥冥の言葉に何度めかの「俺はもう負けないから」で返す虎杖は真人と初対戦した際の出来事と今回を少なからず重ねていそうな印象ですね。呪力のコントロールを覚え特級の壊相を撃破するなどパワーアップを見せる虎杖ですが、真人も同様な上にあちらには領域展開という奥の手があります。
しかし領域展開をしたせいで宿儺に嫌われてしまえば真人はひとたまりもないので虎杖相手だと自殺行為になってしまいそう。
そんな感じで対決が望まれるところですが、残念ながら待ち受けていたのはバッタの呪霊。改造人間は味が落ちると話していることから犠牲となっていたのは名も無き補助監督なんでしょうか。
自分は賢いから違いがわかると自慢げに語るバッタを即座に殴りかかるあたり虎杖は結構頭に来ていそうな気がしますね。俺は賢いが口癖なバッタは何かしらコンプレックスを持っていそう……見てくれまんまなのに何の呪いか分かってないだろうと問いかけてしまう間抜けなので実際に頭が良いのかと言われれば首を傾げざるを得ませんが……。
しかし戦闘能力と頭の良さは関係がないので侮ってしまうのも禁物です。出来れば早く叩いて帳の破壊をしながら真人の待つ地下へ進みたいところですが相手の実力の程はどんなものなんでしょうか。
目指すべき真人は何処に……?
最終的な目標は一般人の救出ですが虎杖にとって憎き相手の真人を祓うのも重要な目標になっています。その所在はバッタと交戦している現在地よりも更に地下のよう。改造人間が襲っているという地下四階か、それとも冥の偵察では見ることができなかったシャットダウンされている地下五階の帳の奥に居る可能性もあります。
地下四階に居たとしたら一般人の救助に向かった冥たちと鉢合わせしてしまう事も考えられますが果たして……?
ともあれ虎杖はアオリにあるように迅速にバッタを退治して合流を急ぐ必要がありそうですね。バッタと本格的に戦闘となりそうな来週の展開ですが、憎めない相手ながら長引いても面白くないのも事実。虎杖には本気を出してさっさと片付けてもらいましょう。
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