高専時代の五条に下された重大な任務とは!?〜呪術廻戦 第65話「懐玉」感想

タイトルのカラーページは虎杖と伏黒、女子2人もあったのでパンダと犬巻のペアも近いうちに来そうですね。
それにしても主人公のはずなんですが虎杖たちの出番が今回ここだけとは……人気投票の中間発表で五条先生がスタートダッシュを決めたかと思いきや、今号で発表された最終結果が順当に虎杖&伏黒のワンツーで決まっているだけに意外でした。

以下ネタバレを含む本編の感想のため、読む時は注意してください。

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呪術廻戦 第65話「懐玉」

話は遡り五条たちの高専時代へと……。

冥冥と洋館の呪霊に挑む謎の巫女服美少女……と思ったら過去の歌姫だったようです。傷跡がないせいなのか彼女の印象が現在とだいぶ違うような気がしますね。それに対して冥冥は現在と余り変わらないデザインなのでわかりやすい。

そんな二人ですがどうやら迷ってしまっていたようで……。そこを助けに来たのは当時高専2年の五条&家入と綺麗な夏油のトリオでした。

先輩術師に敬意を払わない上にがっつり煽ってくるとか、昔からずっとこんな調子だったら五条が歌姫に嫌われてしまうのも無理はない感じがしますね。更には夏油からも弱いと言われてて不憫な歌姫ですが、虎杖が初めて黒閃を使った時に彼女は経験していないものの方に入っていたんですよね。領域展開が使えるとも思えませんし、今でもちょっと頑張った凡人の術師ぐらいのポジションでしょうか。それでも弱くはないはずなのですが比較対象が五条と夏油では悪すぎます。

どうやら五条が補助監督に嘘をついて帳を下ろさなかった様で、そのせいで事後で夜蛾に怒られてしまいます。どうでも良いことは本当にどうでも良い感じで五条がブレない……。そういえば伏黒にも身元を保証したときに現在と変わらぬ調子の良さで嫌われてましたね。それがまた良いところでもある様な気がするんですが五条はある意味どうしようもない。

正反対の二人に与えられた重大任務とは!?

夜蛾に怒られてしまったことで”帳”の必要性に関して愚痴を言う五条でしたが、それに対して人間の平穏を重要視する夏油。”弱者生存”をうたい人々を守ろうとする夏油がどうして百鬼夜行を起こしたり術師を虐殺したりする人間に変わってしまったのか……。最も五条もヒネくれていて呪術師の膿を出して改革を進めようとする様には見えませんので何か事件があったのでしょう。

意見の対立から喧嘩寸前になってしまった二人の雰囲気を見て家入が颯爽と逃げ出しているのを考えると二人の小競り合いは”いつもの事”の様です。

そんな仲の良さそうに見えない二人に夜蛾が任務を与えます。どうやら天元様が直々に指名したらしく重要な任務であろうことが伺えますが……。その内容は”星漿体”天元様の適合者である少女を護衛して抹消する事だそうで?

護衛するor抹消するのどちらかならば分かるんですが、両方と言われると不可能な気がします。何かカラクリでもあるんでしょうか。

まとめ

前回の流れから準一級術師に昇格するための一級術師との共同任務が始まると思いきや……五条先生の過去編が始まるという意表をつく展開に驚きました。

過去の歌姫が目つきは悪いものの傷がないお陰もあって意外と可愛いのにもビックリですが、何より高専時代の夏油がいかにも真面目っぽい思想で弱者のために自らを全うしているのが意外でした。しかし五条が虎杖たちの初任務の際に「呪術師は狂ってないとやっていけない」と語る様に正しさの方が時には害になってしまうこともあるはず。
正しすぎるゆえに嫌なものを見てしまった際に否定された形になってしまった結果が今の夏油だったりするのでしょうか。
答えは恐らく今回与えられた矛盾した依頼の先にある様な気がしますが、果たしてどんな試練が待ち構えているのでしょうか。

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